こちらで、毎週ご紹介している「2品弁当」を紹介してくださいました。
2品弁当をはじめようと思ったきっかけは、お弁当レシピの連載を長年続けて感想をお伺いしたり、地域でのお弁当教室をたくさん開催させていただき、初心者の方のお弁当作りの大変さを改めて実感したため。
生活スタイルによりますが、2品弁当は作り置きが苦手な方に向いています。
2品だけだったら、朝作れるので、
「品数たくさんいれないといけないから、週末に頑張って作り置きしなきゃ。」
「市販の冷凍食品を買っておかないと不安。」
という思いから解放されます。
そして、家事の負担を減らすためにも、
「お弁当に3品以上詰めなくてもいい!主菜と副菜2品が普通のお弁当!」という世の中になって欲しいという願いをこめることにしました。
2品弁当のルールは、
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
メニューによっても違いますが、基本副菜の野菜は「レンジ調理」。
栄養を逃さず短時間簡単に調理できますので、基本副菜は電子レンジをとりいれています。
主菜は「フライパン調理」。
人間が感じる五味以外にも、この、焼けた時の「香ばしさ」という美味しさを入れたいので、通常はフライパン調理です。
ただ、暑い夏場や非常時等はレンジ調理のみのお弁当もご紹介することと思います。
また、2品弁当は、詰め方も簡単にするというのを自分の中のルールに入れました。
カップを使わず、仕切りの大葉等も入れず。でも、ごはんにおかずの汁気がうつるのは傷みやすくなりNG。
全部クリアするお弁当。
例えば、主菜を詰めるところは、ごはんを一段低く詰めて海苔やかつおぶしを置いてその上にのせる。
海苔がたれをキャッチして白ごはんは白いままで。
一番簡単なのはキッチンペーパー等で吸い取っておくのですが、
野菜の水分には、うまみや栄養もありますので、すりごまやかつおぶしをからめて水分を吸わせるということもします。
たっぷりの量の副菜を入れて、手軽に市販で手に入る漬物や梅干し、佃煮等のあしらいものをいれたら、2品でもじゅうぶん満足できます。
また、カレー味やトロミのある主菜を仕切る時には、薄焼き卵やオムレツなど、卵を活用!
卵はどんな味にもなじみます。
↓キーマカレーの仕切りに薄焼き卵。
↓酢豚弁当の仕切りにオムレツ!
またまた、長い記事になってしまいました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
次回からは、春休みにお役にたてそうな簡単レシピをご紹介していきますね。
***お知らせ***
ホットプレート本2冊、重版致しました。
6刷と2刷。皆様、大変ありがとうございます。