昨日は、NHK「あさイチ」のホットプレートレシピの放送をご覧になった知人友人からのたくさんの電話やメール、ブログへのコメントに。
本当に幸せな1日となりました。ありがとうございました。
質問も色々とありましたので、私が確認した主なご質問に回答させていただきますね。
質問1
ホットプレートを出すのがおっくうだけど、どこに置いていますか?
回答
トップ画像が我が家のキッチンのホットプレートまわりです(おしゃれではないです。最近使い勝手重視です^^;)。
レンジ下にすぐに取り出せるように縦収納にしています。ちょうど合う籠を置いて蓋とプレートをさして、横の隙間に本体を入れています。
こうしておくと、片手で取り出せるので、とても便利です。毎日毎食でも(笑)使う気になります。
昨日の放送では、有働さん下駄箱にしまっていらっしゃるといわれてましたよね(笑)!!
そういうとこも大好きです~ でも・・・ 私がお家に行って収納場所を変えて差し上げたいですっ!
質問2
「蓋」を閉めると本当に温度が高くなるのですか?
回答
そうなのです。これは私も温度をはかったことがなかったので驚いたのですが、
ホットプレート本を出すにあたり、自分が使っているもの以外の機種も、出版社(イカロス出版)の方が取扱い説明書をたくさん集めて送ってくださってずらりと並べて機能を比較したのですが、ほとんどの機種が「ふたをすると30~40度プレートの表面温度が高くなる」と記載しています(温度は出していないメーカーもあります)。
「蒸す」時や「煮込む」時など、「蓋」を使うのが美味しく短時間で仕上げるコツです。
上手に蓋を使ってください。
質問3
NHK「あさイチ」の放送では、金属のヘラを使っていましたが、プレートが傷まないのですか?
回答
ホットプレートは、機種によってプレートの材質が様々です。最近の機種は、耐久性のあるマーブルコートのプレートが多くなってきましたので、金属ヘラがOKのものが多いです。
お使いの機種の取り扱い説明書で、金属ヘラがOKか確認してください。個人的には、金属ヘラの使える機種の方が、お好み焼きを切ったり、ひっくり返したり炒めたりするときに便利ですので、丈夫なプレートのものを使っています。
ただし、金属ヘラOKのプレートでも、ヘラの角で強くこするとキズがつきますので、気を付けてくださいね。
素早く炒めたり、食材をひっくりかえすのに、必ず2つは必要です。
質問4
ホットプレートを購入しようと思います。使っている機種を教えてください。またおすすめの機種はありますか?
回答
私が使っている機種は、Panasonic製 型番NF-WM2です。
平面プレートの内寸は、約幅50.5cm × 奥行31.0cm × 深さ2.1cmです。
機種は、ご家族の人数や使う頻度、デザイン性など、用途に応じて。たくさんの機種がでていますのでお好みのものをお選びください。
私が選ぶ基準は以下の通りです。
・しっかりした蓋があること
・プレートが外せてあらいやすいこと
・金属ヘラOKの丈夫なプレート
・広いプレート(人数が少ないご家庭もメインと副菜が同時に調理できる。作り置きにも非常に便利!)
・温度調節に数字で温度が表示されていること(温度管理しやすい)
私は特に、マニアックに(笑)、超頻繁に使うので、プレートが丈夫であることが必須です。
質問5
ホットプレートで調理する際の特に注意することを教えてください。
回答
ホットプレートの調理法は、「焼く」「蒸す」「煮る」「炒める」「炊く」とできますが、油をたっぷりいれた「揚げる」だけは絶対にNGです。
プレートが広いので油が広範囲に飛びますし、非常に危険ですのでやめてくださいね。
質問6
ホットプレートで調理すると、光熱費は高くなりますか?どのくらいかかりますか?
回答
これは、NHKのリポーターの山田さんから放送の前日に質問をうけて(あさイチの放送の中の万一の質問に備えて、遅くまで勉強されている様子で、本当に頭が下がりました)、私もはっきり金額を出したことがなかったので、必死で調べてみました。
結局、放送当日は、質問がなかったですけど。本当にリポーターの方も大変ですね~
まず、一般的なホットプレートの「高温」の消費電力は1200W~1400W程度です。ただし調理がすんで「保温」にすると、100W以下で消費電力はわずかです。
↓こちらのサイトで、電力の計算をしてみました。
http://testpage.jp/m/tool/denkidai.php
東京電力で、1300Wの高温でホットプレートを1時間(60分)使った場合は、33.68円。
ただ、1時間も高温で使い続けるレシピは私のレシピにはありません。
たとえば、昨日お伝えした蒸し肉等は、多くても10分加熱で保温にしますので、
33.68円 × 10/60分 = 5.61円
そのあと、保温にしますので、6円程度だと思います。
1か月毎日使うと、6円×30日で180円
※だいたいの目安として。計算あってますかね^^;
この光熱費分を高いとするか安いとするかは各ご家庭の判断だと思います。
2口コンロを使って食事作りをするよりも、大きなプレート1つで作った方が光熱費が安い場合も多々ありますし、逆の場合ももちろんあります。
調理メニューによっても異なりますよね。
例えば、焼肉パーティー等で、高温1300Wを何時間も
使い続けるとたしかに結構な電気代がかかりますよね。
この点からも焼肉だけでなく、様々なホットプレートレシピで楽しんでいただきたいです。
また、ひとつお願いなのですが、ホットプレートは、最初にプレートが熱くなるまでに結構時間がかかるものが多い(プレートの材質によっても異なる)です。
調理途中でプレートを「切」にして、途中からはじめようとすると、またプレートを温めるのに時間がかかり余計な電力を使います。
なので、ホットプレートは調理をはじめたら、待ったなし!
かならず、材料をすべて下ごしらえして揃えて、調味料も手の届くところに置いて。
ホットプレート本も開いて(笑)!
加熱をはじめたら、一気に仕上げてください!
質問7
1人暮らしだから大きめのホットプレートあるけど使わないですが利用法ありますか?押し入れにあるけど捨てようかなぁ。
回答
これもよくきかれます。
実は、忙しく働かれている1人暮らしの方こそ、週末にドンとホットプレートで作り置きして冷凍保存して平日に備えていただきたいのです。
我が家も3人家族なので、週末にたくさん作ったハンバーグ等焼き野菜と一緒にすべて小分け冷凍しています。お弁当や平日の娘と2人だけの夕食などに大活躍。
残り野菜で作った大量のお好み焼きや、ホットケーキ等、ちいさく一度にたくさん作って小分け冷凍しておけば、朝ごはんやおやつに平日ずっと楽できます。
ホットプレートだと、コタツでテレビをみながら座ってゆっくり焼けますので(笑)。
楽でたまりませんよ~。 押し入れから出してあげてください~っ。
↓(追記)
例えば、ハンバーグを作るとき(くず野菜のハンバーグ)は、2人分などの少人数の食事を作るときにも一気に焼いて、当日は熱々を食べて。
残りは、小分け冷凍するという食事作りをしています。毎日料理をしなくてもいいようにホットプレートで楽をしてみてください。
質問8
ホットプレートが2台ありますが3人家族なのになぜ???
回答
こちらは、「あさイチ」のディレクターさんやスタッフさんの素朴なご質問だったのですが(笑)、大勢のおもてなしや親戚とのご飯などの時には、ホットプレートが2台あると便利で、ホットプレート好きの私としてはどうしても2台はいるんですよ。
↓こちらは、昨年末の父の誕生日会の時の様子(8人)。
「まるごと麻婆豆腐」と、「蒸ししゅうまい」(どちらもホットプレート本に載せています)をホットプレートで中華パーティー。2台アツアツ料理があるので、他は刺身やサラダでOKなんです。
↓こちらは、昨年末の仕事仲間とのクリスマス会(10人)。
「イタリアンチキン」と「えびワンタンと厚揚げのエスニック蒸し」(どちらもホットプレート本にあります)をホットプレートで、無国籍パーティー!他はサラダやみんなの持ち寄りでした。
2台ホットプレートを使う時は、ひとつは「蒸し」料理にしています。ホットプレートに並べて蓋をしめて加熱するだけの蒸し料理を入れると当日とても楽ですし、あらかじめ食卓に置いて乾杯するころに加熱をはじめたら数分~10分後にはアツアツのできたてです。
他の炒めたり焼いたりするものは、部屋を汚さないよう、キッチンで作って食卓に運ぶといいですよ。
パーティーの時はおしゃべりに夢中になったりするので、普通に皿盛りすると、せっかく作った料理がすべて冷めてしまいがち。ホットプレートで作って保温にしてずっとアツアツを頂くことで、簡単な料理でもワンランク美味しくいただけます!
質問9
1/22に、コメントでご質問いただきました。
たこ焼き用や焼肉用など、何種類かのプレートがセットになっており、収納時は全部重ねて固定するバンド(?)のようなものが付属されています。
収納場所としては、割と取り出しやすい所に置いてあるのですが、いちいちこのセットを分解してメインのプレートのみを取り出すのがちょっと手間に感じてしまい、ホットプレートの使用をためらうことがあります。
回答
お気持ちとてもよくわかります。我が家は頻繁に使うので、この収納法に落ち着きました↓
常に使う平面プレートと次に使う波型のプレートは、すぐにとれるところに。たこ焼きプレートは、ごくごくたまにしか使わないので別のところに置いています。洗ったらもちろんふきますが、こうして出しっぱなし状態ですので、鉄板が乾くのを待たずに収納できるので気にいっています。
よく使うものとたまにしか使わないものとを一緒に収納しようとすると非常にストレスになりますよねぇ。収納用のケースとめったに使わないプレートは、別のところに保管しておくとスムーズかもしれませんね^^
質問10
1/22に、コメントでご質問いただきました。
焼けたぎょうざを保温にしてプレートの上に置いておくと、皮の上部分が乾いて硬くなってしまうのが気になります。
ホットプレート一回戦分では足りず、二回戦するのですが、その際焦げがついてしまっているプレートをクッキングぺーパーでわざわざ拭いたりするのも大変だなと感じています。
我が家のホットプレートは実家からもらったお下がりでおそらく古い型なんだと思います。
回答
こちらのご意見も、非常によくわかります。うっかり放置しておくと、ホットプレートで作る作らないに限らず、餃子やしゅまいの皮の部分は、すぐに乾燥して固くなり食感が悪くなりますよね。それがホットプレートで保温していると、やはり乾燥が早くなるのだと思います。
乾燥についての回避は・・・
・ホットプレートに入れる水(お湯)の分量が少なくないか。
ホットプレートは深さがないのでお店のようにたっぷりと水を入れて蒸し焼きすることができないのですが、一般的なワイドプレートは2カップは入ります。蓋を閉めた時に皮にしっかり水分がまわれば乾燥するまでの時間も長くなります。ただし、冷たい水をたっぷり入れるとプレートの温度が一気に下がってしまうので、熱湯にしてください(羽根付き餃子にする時は小麦粉を水で溶かしてから熱湯を入れぬるま湯にしています)。
・餃子の皮を薄皮にする
分厚い皮だと水分がしっかり回らずに固くなるのも早い場合が多いです。もし、市販の皮を買われるのでしたら(薄皮タイプ)、手作りされるのでしたら端を薄くされることをおすすめします。
・ひだの寄せ方
細かいことなのですが、ひだの重なる部分が多いと、皮が分厚くなってしまってそこがかたくなるのが早いです。なので、ちょこちょことひだをよせていただいたり、この際、ひだなし(笑)。
または、ホットプレートの時は、楽に巻くだけの「棒餃子」もいいものです。↓
また、餃子ではないですが、蒸ししゅうまいを作る際も、しゅうまいの皮の上部は、たねに密着させるように包むと皮が乾燥せずに美味しくいただけます。
・焼けたら、保温にして早めに頂く
当たり前のことで申し訳ないのですが、食材が乾燥するまえに、美味しいうちに。
我が家は焼けてからすぐに保温にしてごくごく普通のペースでアツアツをホットプレートでいただきますが、美味しく楽しんでいます。
プレートのこげについて・・・
ごく普通に調理されてても焦げ付くということであれば、こちらは本当にプレートの材質なのです。
「焼く」調理の時は、特に差がでます。
我が家も昔使っていた古いタイプのものは、最初はいいのですがすぐに焦げ付いて困って、頻繁に使うので仕方なくよく買い替えていました。
↑の質問3で回答していますが、最近、金属ヘラの使える丈夫なプレートのものを使っているので、きれいに焼けてつるりととれますし、レシピ通りに作ったら焦げ付いてこまるということもありません。餃子の2回目等も、さっと軽くふいてすぐにとりかかれるので非常に楽になりました。
でも、プレートが傷んでも、食材を並べて加熱するだけの「蒸し」のホットプレートレシピは全然問題なく使えますので、そちらも大切に使っていただいて、もしホットプレート料理を頻繁にするようになったら、新しい機種をご検討されたらいかがでしょうか?
その際は、↑回答4を参考にしていただいて、「焼く」調理を頻繁にされるのでしたら、色々な機種がありますので、とにかくプレートの材質をよくみてくださいね。
質問11
コメントでご質問いただきました。
ホットプレートを収納されている細長い楕円形の籠はどちらで購入しましたか?
ネットで探しましたが見つからず。
回答
何年も前に、one`sで購入したと思うのですが、はっきりせずにすみません。
収納しやすいものをネットで探すとしたら、
「籠 書類ケース」「籠 雑誌入れ」
などで、似た形のものがあるかもしれません!よかったら探してみてください。
質問12
コメントでご質問いただきました。
ずっと憧れてたホットプレートハンバーグ先日作ってみました!家族にも大絶賛でした(*^_^*)
ただ…
一つだけ問題が。部屋の臭いがすごくって。かめ代さんは臭い対策はどのようになさってるのですか?
回答
リビング等で、炒めたり焼いたりという調理をすると、臭いが大変ですよね。
なので、キッチンの換気扇の下ですべて(あるいは油はねがおさまるまで)調理してから食卓にホットプレートを運びます。
↓ホットプレート用に、コンセントをここにつけています(笑)!換気扇をしっかり回して調理します。
賃貸に住んでいたころも、延長コードで換気扇下までホットプレートを持ってきて調理していました。
是非!部屋の空気を汚さないためにも、
ホットプレート使いは、1台2役でしていただきたいのです!
・調理するときは、キッチンで大きなフライパンがわり(換気扇の下の調理が基本)
・食べる時は食卓で温かい大皿がわり(保温状態で)
1台2役で利用法をしっかりわけているので、部屋の中は汚れずにストレスは一切なしです。
ただし「蒸す」レシピは、蓋をしめて加熱するだけなので、食卓調理も大丈夫です。
↓蒸ししゅうまい、重ね蒸ししゃぶ、蒸し肉、魚介の昆布蒸しなど色々と本にもブログにものせていますが、「蒸し」は本当に楽!
↓また、薄皮など臭いが気にならないものは、食卓でも、もちろんOKです。
是非!臭いや油はねの気になる調理をする時は、換気扇の下で!
ストレスのないホットプレート調理を楽しんでください。
質問13
昨年、偶然『ホットプレートdeバンバンジー』と
いうお料理の写真を見つけました。
出しておられる本を探してはそのレシピを探しているのですが見つかりません。
彩がとてもきれいで一度作ってみたいのですが
レシピはどの本に載せておられますか?
回答
ホットプレートでバンバンジー!私もお気に入りのレシピです。
バンバンジーのレシピをこちらに載せました。
よかったらご覧になってください。探してくださってて本当にすみません。そしてありがとうございます!
また、他にホットプレートに関するご質問がありましたら、こちらでお答えしますので、コメントしてくださいね。
ホットプレートを使って、是非!色々なレシピで楽しんでくださいね^^
*****
コメントを昨日やおとといの記事にたくさんありがとうございます~!!!
とても嬉しいコメントに、本当に楽しく拝見させていただきました。
おひとりおひとりにコメントできずにすみません。本当にありがとうございます。
動くかめ代^^;
今回は、あれでも少し早口でしゃべったのですが(笑)、本当にのんびり抜けている人間の上に、最近トンチンカンなことをよく言うらしいので、画面から天然ボケがばれないかどうかひやひやしておりました~~~っ
大丈夫でしたでしょうか???
こんな私ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまへ お礼
昨年12月8日に出版したホットプレート本。
色々作ったよ~ 楽しんでるよ~!
というお声をたくさんいただいてとても嬉しく思います。本当にありがとうございます~!
みなさまが、ご家庭で温かいホットプレート料理を囲んで楽しんでくださっている様子を想像すると、もう、本当に幸せです。
ホットプレートで、いつものおうちごはんを何倍も楽しんでください!
↓いつも応援してくださって本当にありがとうございます♪