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「桜の浮島」覚えやすいレシピです♪

桜の浮島

桜満開!
実家の店のデザートの1品としてお出しした、毎年の愉しみの「桜の浮島」。
お客様から、
「和菓子まで手作りしてるの?」
「浮島ってどうやって作るの? 作ってみたい!」
というご質問が多くて。ありがたく嬉しく思いました。
浮島はそんなに難しくないのです!
今日はレシピ記録しますね。作りやすく覚えやすい分量にしています。

以前、ご紹介した桜とよもぎの浮島ケーキも、たくさんの方に作っていただきました。小さな丸いケーキ型に作っても可愛いです。使用している白あんや桜あんなどのお菓子材料は、こちらでリンクしています。

桜とよもぎの浮島ケーキ

ブログ桜とよもぎの浮島(縦)

今回は、一般的な流し型で作るレシピ。カットして和のおもてなしに重宝します。
中に入れるあんを変えると1年中楽しめる浮島。
これからの新緑の時期は、抹茶生地のグラデーションも素敵です!よかったらお試しください♪

★★★ Kameyo’s recipe ★★★

桜の浮島(12×15cmの流し缶 1個分)

桜の浮島

(材料)流し型 12×15cm 1個分

・米粉 40g
・白こしあん(抹茶生地用) 100g
・桜こしあん(桜生地用) 100g 
・卵 L玉2個分
・桜こしあん(中に入れる用) 60g
・きび砂糖 20g
・抹茶 3g(湯大さじ1でよく溶かしておく)

(作り方)
① ボウル2つにそれぞれ、卵の黄身を1つずつ入れて、白こしあんと溶いた抹茶、桜あんをそれぞれ入れて泡立て器でよく混ぜ、米粉も20gずつ入れてさらに混ぜる。

② 別のボウルに卵白2個分と砂糖を入れて、艶が出てしっかりしたメレンゲになるまでしっかりと泡立てる。半分にして、①のそれぞれの生地に2回に分けて混ぜ入れる。
(メレンゲを混ぜる作業の1回目は泡立て器で混ぜた方が作業しやすいです。2回目はヘラで素早く混ぜてください)

シフォン3

③ クッキングシートを敷いた型(底面だけにシートは敷く)に抹茶生地を入れて、空気抜きをして生地をならし、湯気のたった蒸し器で15分蒸す。

レシピ1

④ 中に入れるあんを2つにわけて棒状にして、2列に縦に置く。

レシピ2

⑤ 上に桜生地を入れて空気抜きをして表面を平らにする。

レシピ3

⑥ 同様に15分蒸す。蒸し上がったら、表面が乾燥しないよう、クッキングシートをふんわりかぶせた上に、濡れふきんをかぶせて粗熱をとる。

レシピ4

※完全に冷めたら切りやすくなります。
型から出すときは、包丁で端の4辺は切り込みを入れて型から出します。あんが均一に入るように縦半分に切ってから、お好みの厚さにカットしてください。

↑の工程写真は、2個分の写真になっていますが、レシピの分量は流し缶1個分の分量です。

★★★ Kameyo’s recipe ★★★

作るのも食べるのも大好物の「浮島」。

↓桜を待つ季節は、下の生地は、抹茶パウダーやよもぎパウダーにしています。
山や野原を表現してみました。

浮島

↓桜が満開の時期は、紅麹パウダーにすると桜色のグラデーションの浮島になります。
山が桜色に染まる様子を表現できるので、ウキウキしてしまいます^^

桜の浮島

中のあんは、これからの時期は、美味しい小豆あんでもいいですし、白こしあんに抹茶パウダーを練り混ぜて抹茶あんにしても美味です♪
色々な浮島。お楽しみください♪

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かめ代。について

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

高等学校で家庭科を教えていた経験から丁寧で分かりやすいレシピ作りに定評があり、テレビ、雑誌、企業やCMのレシピ開発、料理イベント講師などで活動中。毎日の食事作りの負担を減らす「心がラクになる」レシピ作りを目指し、メディアで紹介した楽しいホットプレートレシピは300レシピ以上、毎週連載している手軽な2品弁当レシピは現在700レシピ以上を紹介している。著書に、「かめ代の節約毎日ごはん」(宝島社)、「ホットプレート黄金レシピ」(イカロス出版)、「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他。
1968年生まれ 岡山県倉敷市在住。