秋冬のおもてなしが続いています。
今年の秋もたくさんの方にお越しいただいております。大変ありがとうございます。
実家の古民家の様子。
庭やインテリア、ご近所さまで収穫させていただいている野菜のお話など、最近は、姉がブログに記録してくれて、私もとても楽しみにしています。
秋も母が毎日、野や山の花を生けています。
秋のはじまりは、夏の名残のタデをちょこんと。
父が焼いた器に、ススキやコスモス、ヤマゴボウ。
母の編む花籠には秋の実も。アケビかな?「やっとみつけた~」と、嬉しそうにしていました。
ノバラや、ホトトギス、カヤ。
こちらの母が編んだブーツのような花籠もお客様に好評でした。
庭の柿やムラサキシキブも花材に。
秋の料理は、姉が作る自家製甘酒からスタートしています。
今は、庭の柚子がたっぷりとれるので、甘酒に柚子を。
そして、秋の楽しみ。きのことごぼうの和風ポタージュ。
お客様からのご質問が一番多い(ありがとうございます)ポタージュです。
出汁は昆布出汁で。塩と少しのおしょうゆだけ。
深い味と言っていただけるのですが、とてもシンプルな作り方なのです。
たっぷりのきのことごぼうとたまねぎをじっくり炒めたあと、長時間昆布出汁で煮込みます。やわらかくつぶれるくらいまで煮るので、ミキサーにかけただけですがなめらかに仕上がります。
ごぼうがギッシリたっぷり。私自身も大好物のポタージュです。
サラダは、先日ご紹介した秋のごちそうサラダ。
トッピングの茄子の皮の唐揚げがとっても好評でした。
皮はアクヌキせずにごく薄く片栗粉をまぶしてランチの前にカリカリに揚げています。
ドレッシングは、秋のはじまりは梨と青柚香の麹ドレッシング。
柚香も色づき、酸味に加えてやわらかい甘さになってきました。
これからは柚子も大活躍します。
蒸し物は、定番の楓花の醤油麹を練りこんだ「麹しゅうまい」が復活しました!
昨年しゅうまいを練りすぎて(笑)、しばらく右手の筋を傷めていたのですが^^; 完全復活です!
料理は体力勝負!しゅうまいのためにも(笑)鍛えなければ!
うっかり写真を撮るのを忘れてしまい、昨年ランチにお越しいただいたマリさん(撮影 @mari.mari.015 さん)の画像です(マリちゃん、ありがとう~)。
今年は、お1人2個ずつ、小さな蒸篭で蒸したてをお出ししています。
「楓花コース」と「お楽しみコース」。
楓花コースに、自家製の和牛のローストビーフを追加したのがお楽しみコースです。
秋はシンプルに、オリーブ油をタラリ。自家製の醤油麹とわさびでお召し上がりいただいています。
いつも、前もってコースを決めて頂くのですが、
麹に一晩漬けこんで低温でじっくり焼いて、さらに一晩置いてなじませるので、3日間かかります。
お早目にコースを決めていただけると助かります。
ごはんものは、楓花の秋の定番の「生湯葉あんかけ」ごはん。
ごはんの上にやわらかい生湯葉をごく軽く煮てさらにやわらかくしてのせて。
出汁あんをたっぷりと。
今年は、海老や鮮魚を天ぷらにして上にのせています。
きのこのうま煮や三つ葉を添えて。
副菜は、サラダのトッピングの茄子の皮のからあげの中身を蒸し茄子に。
そして食後の甘味。
今年は、母が炊いてくれる小豆あんに、かぼちゃのバタークリームを作って最中を添えて椀仕立てにしてみました。
かぼちゃの皮は、はちみつで煮て「ごま衣」にして添えて。皮も美味しい甘味になります。
姉の淹れるドリップコーヒーや抹茶等のお飲みものと一緒に。
これからは秋後半。メニューはほぼ同じですが、旬食材に合わせて少し変わります。
秋の器は、漆器以外は秋は父が焼いた器に盛り付けてお出ししています。
少しずつ大きさが違ったり、ひとつひとつの表情が違いますが、父の器に盛り付ける瞬間はとても嬉しく自分自身が楽しんでいるせいか、食材も喜んでいる気がします。
ランチやカフェのご予約はこちらから。
私が実家に行ける週末だけ営業しているので、営業日が少なくて申し訳ありません。
ランチ、カフェとも予約制です。
ランチは年内満席ですが、カフェは空きがありますので、よろしかったら、古民家でのんびりと珈琲や甘味をお楽しみください。
秋冬のおもてなし。
皆様に喜んでいただけますように。
今日は長い記録の記事にお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさま、よい1日をお過ごしください。
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