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らっきょう仕事の記録|季節を楽しむ備忘録

らっきょう画像1

みなさま、こんにちは。料理家の「かめ代。」です。
レシピと暮らしのサイト「kameyo」にお越しいただきまして大変ありがとうございます。

大好物の「らっきょうの甘酢漬け」。
こちらは2020年に完成した我が家の味の備忘録です。
アレンジも楽しみながら、毎年少しずつ味を変えています。
みなさまも、ぜひ季節の味わいを楽しんでくださいね。


↓毎年作っている定番のレシピはこちらに落ち着きました。

👉 我が家の定番「らっきょうの甘酢漬け」温めた甘酢に漬けるだけの簡単レシピ | kameyo 料理家 かめ代。

定番を少しアレンジするのも楽しいものです。

らっきょう画像6


甘酢は冷まさずに熱々の状態で注ぐのがコツ。らっきょうをゆでて殺菌しなくても熱々の甘酢で殺菌できます。
漬けはじめは、らっきょうが浮かんできますが、だんだんしっかり沈んできます。

アレンジする場合は、先に甘酢漬けを作り、鍋に残った甘酢にはちみつを入れて混ぜ、はちみつ入りを。
ピリ辛と劇辛の一味唐辛子は、すべて瓶に入れたあと、最後に入れています。

らっきょう画像4

1か月後くらいからが食べごろ。1年たつととてもまろやかに。
色々な漬け方があるが、らっきょうは湯通しなしで、甘酢の方を熱くして注ぐ方法を昨年同様今年も採用。

2019年の「らっきょうの甘酢漬け」の感想
https://richlink.blogsys.jp/embed/e6358d68-f961-39ea-9e51-9daf61d32427
同様に作った昨年のものは、1年常温でも全く問題なく1年で食べ切った。
最初は酸味と塩味がたっていたが、どんどんまろやかになってきて美味!

↓昨年分の残った甘酢を煮立てて新しい甘酢に加えるという方法を母から受け継いだ本で知り、ひと瓶(4リットル瓶)は、この方法で作ってみました(昨年の甘酢を煮立てたものを半量、今年の甘酢を半量)。

らっきょうの甘酢

しっかり煮立てて水分をとばしシロップ状にしたものに新しい甘酢を合わせて。
酸味がとんでうまみと甘みが増していますが、酸っぱいもの好きの私にとっては酸味が足りない。
酸味が苦手な方にとっては美味しいと思います。
つぎ足したものが1年もつかどうか確認中です(一度らっきょうを漬けた甘酢は、再度使用してはいけないという作り方と、煮立てて使用するという作り方があるため検証)。

6月の手仕事。らっきょうの甘酢漬け。
らっきょうは、我が家に欠かせない、家つまみです。
毎晩「らっきょう&納豆&めかぶ」の3種が、我が家の定番つまみ3種(毎晩食べても飽きません)。

今年は、激辛(笑)も。
先月漬けて1ヶ月近くたったので、食べてみたら、つまみにぴったり!でした。

らっきょう画像5

2019年の備忘録に書きましたが、子どものころから「自家製らっきょう」はずっと母が漬けてくれたものを美味しく食べていて。
泥をおとして、1つ1つ皮をむいて・・・。
という作業を、今までずっと母がしてくれていて。
本当にありがたいことでした。
これからは、私も母の味が作れるようにならなければ。

6月の手仕事。実家の姉も大量に漬けていました
らっきょうの「みそ漬け」も!とても美味しかったそうで。来年はみそ漬けも作ってみよう!

漬けてから1ヶ月ほどたち、これから味が変化していくのが楽しみです。

らっきょう画像2

季節の手仕事。
丁寧な暮らしを営んでいる気分になり、本当にありがたいものです。
よかったらお試しください。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。