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【定番】我が家の「らっきょうの甘酢漬け」 温めた甘酢に漬けるだけの簡単レシピ

生らっきょうの甘酢漬け
調理・撮影 かめ代。 

みなさま、こんにちは。料理家の「かめ代。」です。
レシピと暮らしのサイト「kameyo」にお越しいただきまして大変ありがとうございます。

5月の終わりから6月にかけては、「生らっきょう」の季節。
我が家では毎年この時期になると、甘酢漬けをたっぷり仕込みます。
作り方はいろいろありますが、我が家の方法はとてもシンプル。
らっきょうを消毒した瓶に入れ、湯通しの代わりに熱々の甘酢を注ぐだけ。
大量に仕込む我が家にとって、この方法がいちばん楽なんです。

漬けたてはシャキッと、1年2年と時間が経つごとにまろやかに。
そんな変化もまた、楽しみのひとつ。
甘さや塩加減は、お好みで調整してくださいね。

(調理時間 2時間)※らっきょうの皮を剥く時間を含む

材料 4リットル瓶1つ分(2リットル瓶2つ分)

・らっきょう(むいた状態で) 2kg 
※畑で掘った土らっきょうの重さに対する廃棄率は2割程度。
・米酢 1.6ℓ
・砂糖 500g
・粗塩 150g
・出汁昆布 20g
・赤唐辛子(種は出す) 5~6本

作り方

1 らっきょうを洗う

土らっきょうは、1つ1つ分けて水洗いする。

2.らっきょうの皮をむく

根側と芽側を切り落とす。

大きなボウルに入れて流水でぐるぐると洗う。
※薄皮がむけてくる。3~4回水をかえつつ、薄皮をすべてきれいにむく。

タオルを敷いてその上にキッチンペーパーやさらしを置き、らっきょうを並べて上からもキッチンペーパー等で優しくおさえて、完全に水気をとる。

3.甘酢を沸かして漬ける

消毒した瓶に、らっきょうと、昆布、種を出した赤唐辛子を入れる。

酢と砂糖、塩を鍋に入れて沸騰させる。

沸騰した甘酢を瓶に注ぎ込んで蓋をする。
甘酢は冷まさずに熱々の状態で注ぐ。

漬けはじめは、らっきょうが浮かんでいるが、だんだん沈んで酢に浸かる。左が1週間後、右が漬けたばかり。

※上の酢に浸かっていない部分は傷みやすいため、浸かるまでは、おたまなどで混ぜて毎日酢につける。下に沈んでからはそのままでOK。

コツと注意点

  • らっきょうを湯通しせず、熱々の甘酢を注ぐという漬け方をしています。
  • 1ヶ月後程度~お楽しみください。時間をおうごとに味がまろやかになります。1年2年と長年楽しめます。

楽しみ方

我が家は、毎晩1人3つずつ程度楽しみに頂いています。

砂糖を増やして甘くしたり、唐辛子を増やしてピリ辛にしたり。お好みで調整してお楽しみくださいジしてください。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。