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 【春の和菓子】しっとりふんわり「桜の浮島」レシピ 米粉とこしあんで作る優しい味わい

桜の浮島

みなさま、こんにちは。料理家のかめ代です。
レシピと暮らしのサイト「kameyo」へお越しいただき、ありがとうございます。

今回は、春にぴったりの和菓子「桜の浮島」のレシピをご紹介します。
しっとりふんわりとした食感が特徴の浮島は、米粉・こしあん・卵で作る優しい味わいの蒸し菓子。

あんの種類を変えれば、季節を問わず1年中楽しめるのも魅力です。
普段のおやつにはもちろん、おもてなしや春の行事にもぴったり。

ぜひ、この機会に「桜の浮島」の作り方を覚えて、ご家庭で楽しんでみてくださいね。

材料 流し型 12×15cm 1個分

・米粉 40g
・白こしあん(抹茶生地用) 100g
・桜こしあん(桜生地用) 100g 
・卵 L玉2個分
・桜こしあん(中に入れる用) 60g
・きび砂糖 20g
・抹茶 3g(湯大さじ1でよく溶かしておく)

※ 工程写真は2個分の写真ですが、レシピの分量は流し型1個分です。

作り方


① 抹茶生地と桜生地を作る
ボウル2つにそれぞれ卵の黄身を1つずつ入れる。
白こしあんと溶いた抹茶、桜こしあんをそれぞれ加えて泡立て器でよく混ぜる。
さらに、米粉を20gずつ加えて混ぜる。

② メレンゲを作る
別のボウルに卵白2個分ときび砂糖を入れ、艶が出てしっかりしたメレンゲになるまで泡立てる。
メレンゲは半分に分け、①のそれぞれの生地に2回に分けて加えて混ぜる。
1回目は泡立て器で、2回目はヘラで手早く混ぜると作業しやすい。

シフォン3

③ 抹茶生地を蒸す
クッキングシートを敷いた型(底面だけでOK)に抹茶生地を流し入れ、空気抜きをして生地をならす。
湯気の立った蒸し器で15分蒸す。

レシピ1

④ あんをのせる
中に入れる桜こしあんを2つに分け、棒状にして2列に縦に並べる。

レシピ2

⑤ 桜生地を重ねる
上に桜生地を流し入れ、空気抜きをして表面を平らにする。

レシピ3

⑥ 仕上げの蒸し上げ
再び15分蒸す。
蒸し上がったら、表面が乾かないようにクッキングシートをふんわりかぶせ、その上に濡れ布巾をのせて粗熱をとる。

レシピ4

⑦ 仕上げ
完全に冷めると切りやすくなる。型から取り出す際は、包丁で4辺に切り込みを入れてから取り出す。
あんが均一に入るように縦半分に切り、お好みの厚さにカットする。

※ 工程写真は2個分の写真ですが、レシピの分量は流し型1個分です。

楽しみ方

作るのも食べるのも大好物の「浮島」。

桜を待つ季節は、下の生地は、抹茶パウダーやよもぎパウダーにしています。
山や野原を表現してみました。

浮島

桜満開の頃は、桜色のグラデーションも素敵です。

桜の浮島

ケーキ型で

以前、ケーキ型で蒸した桜とよもぎの浮島ケーキも、たくさんの方に作っていただきました。小さな丸いケーキ型に作っても可愛いです。

👉 桜とよもぎの浮島ケーキ

桜の浮島


中に入れるあんを変えると1年中楽しめる浮島。是非!お楽しみください。

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かめ代。について

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

高等学校で家庭科を教えていた経験から丁寧で分かりやすいレシピ作りに定評があり、テレビ、雑誌、企業やCMのレシピ開発、料理イベント講師などで活動中。毎日の食事作りの負担を減らす「心がラクになる」レシピ作りを目指し、メディアで紹介した楽しいホットプレートレシピは300レシピ以上、毎週連載している手軽な2品弁当レシピは現在700レシピ以上を紹介している。著書に、「かめ代の節約毎日ごはん」(宝島社)、「ホットプレート黄金レシピ」(イカロス出版)、「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他。
1968年生まれ 岡山県倉敷市在住。