昨年の春から再オープンした実家の古民家レストラン「楓花」。
季節がわりのおもてなし。家族で手作りの家庭料理でおもてなししております。
楓花の秋。たくさんのみなさまにお越しいただきました。
大変ありがとうございました。
昨日は今年の秋の楓花の姉のインテリアや母の花をご記録しました。
今回は「秋のおもてなし」の料理の記録。
料理は、大皿も小皿もすべて父の焼いてくれた器に盛り付けています。
また、ちょっとした木のトレーも一枚板を父が彫ってくれたものです。
料理と器。
よかったらお楽しみください。
2018年秋 おもてなしのメニュー(楓花コース)
〇自家製甘酒
〇カリカリ牛蒡と秋野菜のサラダ 柚香と白味噌の出汁ドレッシング
〇麹しゅうまい
〇茄子とあぶりサーモンの実山椒香味ソース
〇本日のお惣菜
〇生湯葉あんかけうずみ
〇香の物
〇本日の甘味
〇食後のお飲物
秋のおもてなし。特に後半の料理撮影をする時間がなく、どうしようと思っていたら・・・。
お客様として秋の終わりにお越しくださったお友達のmariさん(@mari.mari.015)がインスタにあげてくれていて。後半の画像、承諾してくださったのでお借りして記録します(mariちゃん、本当にありがとう~!!)
まずは、食前の甘酒。
秋は自家製の甘酒にほんのりしょうがを。秋のはじめは冷たく、終わりは温かくしてお出ししました。
(撮影 @mari.mari.015 さん)
秋のサラダは、カリカリ牛蒡たっぷりの秋野菜のサラダ。
野菜は、大好物の倉敷の連島ごぼうとれんこん。
カリカリに揚げたごぼう、出汁で割った甘酢につけた酢れんこん、蒸してあぶった里芋、蒸しかぼちゃや蒸し野菜あれこれ・・・。
ドレッシングは、収穫した青柚香の絞りたての果汁をたっぷり。
白味噌と一番出汁で割ってオリーブオイルを少し入れたドレッシングにしてみました。
秋のはじまりは、シャキシャキと食べれるよう、生野菜のせん切りをふんわり。
キャベツや玉ねぎ等、がんばってせん切りしましたが、食感はいかがでしたでしょうか。
秋の後半は、蒸し野菜にしたり、とれたての青梗菜をたっぷり茹でたり・・・。
しっとりとした食感の野菜にしてみました。地元の原木椎茸が手に入る時期には、しいたけの唐揚げも一緒に。柿の時期は、柿もいれてみたり。
とれたての赤大根や間引きにんじん、小かぶも秋の終わりにはとりいれました。
楓花の大皿サラダ。野菜の内容は、季節のままにかわります。
年中お出ししている、自家製の醤油麹を練り込んだ麹しゅうまい。たれは、通年醤油麹と玄米黒酢です。
(撮影 @mari.mari.015 さん)
魚は、秋は茄子とサーモンを組み合わせました。
炭火焼き茄子とあぶりサーモンに、にんにくやしょうがたっぷりの香味ソースを。
パラパラとちらした黒い実は、実家の実山椒の醤油漬けです。
香味ソースと自家製の実山椒の醤油漬け。私の大好物の組み合わせです。みょうがを添えて。
皮がやわらかい茄子の時期は、蒸し茄子に。どちらの茄子も人気でホッとしました。
様々な色合いや大きさの皿たち。すべて父が焼いてくれた器です。大切に使いました。
だんだんと紅葉していく庭の紅葉もきれいに洗って添えて。
皿の上の一枚の葉も、お楽しみ頂きました。
メインは、秋は毎年、生湯葉あんかけうずみをお出ししています。
下に具や赤米入りのごはん。生湯葉、そして昆布とかつおの出汁にトロミをつけてたっぷりとかけます。
(撮影 @mari.mari.015 さん)
添える惣菜は、日によっていろいろ。
とれたての青菜や長芋のお浸しの日が多かったような気がします。
小さな器や木のトレーもすべて父の作品です。素朴な器が、添えた柿の葉によく合いました。
楓花のランチは、「楓花コース」と「お楽しみコース」の2種類があります。
お楽しみコースには、今年の秋は天ぷらをつけました。魚介の湯葉巻揚げときのこ類。
(撮影 @mari.mari.015 さん)
いつも天ぷらは大急ぎで出すので、撮影できたことがなかったのですが、mariさんが撮影しててくださって。感謝感謝です。
デザートは、秋のはじめは、冷たい小豆あんにわらび餅、もなかを添えてのせてお召し上がりいただきました。
アイスは、さつまいものアイスを作ってみました。下にミルクゼリーを。
秋が深まり肌寒くなってくるころには、温かいぜんざいにして茹でたての白玉を。
生姜のお菓子を添えました。
(撮影 @mari.mari.015 さん)
姉の淹れる珈琲。秋も好評でした。
(撮影 @mari.mari.015 さん)
そうそう! 生姜のお菓子。お世話になっている方に頂いたのが本当に美味しくて!
地元の美味しい生姜で作れないかな~と姉と話していたら・・・。
母は地域の方と長年作っていたそうで(やっぱり、ばーばは偉大ですね。何でも作ったことがある・・・笑)!
母に教えてもらいながら姉と三人で作りました。
薄切りにして砂糖で煮たしょうがを、砂糖の上に広げて乾燥させるという、作り方は単純なのですが、
火をとめるタイミングと、
こうして広げるのが大変で・・・。
夜なべ作業、母も付き合ってくれました。
冬のおもてなしにも添えることができるくらい、手作りのしょうがのお菓子ができました。
楓花の秋、たくさんの方にお越しいただいて本当に幸せでした。
家族一同、心より感謝しております。
みなさま、寒くなりますがどうぞお元気で。お体ご自愛くださいませ。
またお会いできますように。
秋のおもてなしの記録。
長い記事になりましたが、お付き合いいただきましてありがとうございました。
今週末は料理教室です。お申込みくださったみなさま大変ありがとうございます。
楽しみにお待ちいたしております。
楓花の台所は寒いですので、どうぞ暖かくしてお越しくださいね。
以下、楓花のご予約方法です。
*****
楓花は、私が実家に帰れる日だけですので、営業日が限られております。
(大変恐れ入りますが、12月の冬のおもてなしはご予約で満席となっております。)
1月2月は、山間ですのでとても寒いため、冬期休業に入ります。
3月中旬から春のおもてなしをはじめます。
12月1日からのメールより、春のおもてなしのご予約を承ります。
春は、12月1日からの受付で統一しているため、11月中のメールでの予約はできませんので、ご了承くださいませ。
楓花に行きたいなと思ってくださったら、こちらからご連絡いただけますと幸いです。メールにて「楓花」の詳細や空き情報をご案内致します。
メールアドレス kameyokitchen@yahoo.co.jpへ、以下の内容を送付ください。
店の案内や詳細を返信致します。
① お名前(恐れ入りますがふりがなもお願いします)
② 携帯番号(連絡がとれる番号でお願いします)
③ 交通手段(「楓花」は広島県福山市の山間の田舎です)
こちらからは5日以内に返信します。
万が一返信がない場合は、大変お手数ですが再度ご連絡下さい。
また、携帯メール等でお申込みをされる場合は kameyokitchen@yahoo.co.jpからの受信ができるよう設定をお願い致します。パソコンからのメールの拒否設定をされていると届きませんのでご注意くださいね。
両親も高齢ですので、現在の状況に感謝しつつ心配もしつつ営業しております。
ご迷惑をおかけしないよう、先のご予約はお受けしないことにしております。ご了承ください。
12月1日から、春のおもてなしのご予約を承ります。
*****
どうぞよろしくお願いいたします。
*お知らせ*
9月28日に新刊発売しました。
今回の本は、料理初心者の方や、毎日忙しい「忙し女子」のみなさまのための1冊です。
2015年から毎週続けている 朝時間.JPの連載、「忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン」のレシピや、新レシピをたっぷり!
レシピをご紹介するだけでなく、それぞれのページで詳しく「調理のコツ」を説明しているので、定番おかずの調味料の割合や、冷めても美味しいお弁当おかずのコツ等、今までぼんやりとわからなかったことがスッキリ!ご自宅で、お弁当レッスンを受けていただく感覚の本にしてみました。
1冊すべて作り終えるころには、お弁当作りも毎日の献立作りもスムーズに楽にできるようになるはず!
みなさまのお弁当作りのお役にたてますように。
お手にとっていただけると幸せです。
******
↓ランキングに参加しています。1日1回クリックして頂けると嬉しいです!
にほんブログ村
※頂いたコメントのお返事は、次回のブログ記事中の最後でさせていただいています。