毎回、本当にありがたいことに、お越しくださったみなさまが、とても温かく和やかに。
楽しい空間にしてくださって。
「美味しい!」のお声もたくさん聞けて。とても幸せな時間を過ごさせていただきました。
満席となりお越しいただけなかったみなさま、春のメニューは調理の基本として毎年ほぼ同様のメニューで開催しますので、来年是非お越しくださいませ。
春は、出汁のひき方や田舎ちらしのひとつひとつの下ごしらえ。調理の基本を中心に。
私よりも深い知識がある先輩方もたくさんいらっしゃいますが、
「教え方がわかったわ~!」
「帰って、娘と一緒に作ろう!」
「お盆にみんなと田舎ちらし絶対作るね。」
娘やお嫁さんに伝える時の参考になる!と言ってくださって(お優しい・・・)。
わかりやすく家庭料理を伝えていくというのは、私が高等学校で家庭科を教えていたころからの一番の目標なので。
何よりありがたいお言葉で、とても嬉しく思います。
田舎ちらしは、決して華やかではありませんが、しみじみと美味しい昔ながらの家庭のごちそう。
すし酢を仕込んで。しょうがの甘酢漬けを作り・・・。
前日に五目煮を作り、しいたけのうま煮を作って味をなじませて。
当日は、錦糸卵を作り、炊き立てのごはんですし飯を仕込み・・・。
やっと田舎ちらしができます。
調理の基本がつまっている家庭料理。
お盆やお正月に帰省したご家族と一緒に、それぞれのご家庭の味を伝えてつなげていただけたら・・・と願う一品です。
たっぷり作るのがおすすめ。
料理教室でも、しばらく置いて味がなじんだものも試食していただきたいので。
毎年たっぷり作ってお持ち帰りも。
副菜は、春の定番の鯛と桜のとろろ蒸しや吸物。
一番出汁の利用法。汁物や出汁あんの基本の作り方の説明等もお伝えしました。
出汁がらを利用したレシピも作って味見していただきました。
みなさまの美と健康のために、毎回どこかに発酵レシピをとりいれたいと思っています。
料理教室では、ご家庭で再現していただけるよう、手作りしている麹調味料もお分けしています。
2019年 料理教室記録
〇出汁のひき方
〇寿司酢の作り方
〇田舎ちらし(「すし飯・五目煮・しいたけのうま煮・錦糸卵・絹さやの塩ゆで・新生姜の甘酢」の作り方)
〇桜と鯛のとろろ蒸し 紅麹あん
〇甘酒と野菜の酵素ドレッシング 麹和え3種
〇出汁がらのおかか揚げ
〇甘味(桜と抹茶の浮島 甘酒と豆乳のブランマンジェ・自家製あん・豆腐白玉添え)
甘味は、おまけで^^ 毎回あれこれと作っています。姉の淹れるネルドリップ珈琲と一緒に寛いでいただきました。
それぞれのご家庭で、美味しい輪が広がりますように。
長い記録の記事にお付き合いいただきましてありがとうございました。
夏以降の料理教室「季節の料理を愉しむ会」は、ただ今、継続の方で満席となっていますが、キャンセルがでたり追加日を設定することができたら、またブログで募集させていただきます!
さて。料理教室も終わり、今週から楓花での春のランチ営業がはじまります。
春は、毎年「田舎ちらし」を楽しみに待っていてくださるお客様がいらっしゃるので、今年もひとつひとつ丁寧に作ります。
夏や秋に来られた方に
「田舎ちらしが食べたい~。」
とリクエストされ、
「毎年、春だけ作っているんですよ~。」
と何度お答えしたか・・・(すぐには作れないのですぅ~^^;)
今年も何百食作るのかな・・・(笑)。
楽しんでいただけますように・・。
今週は天気も心配ですね。
今日が穏やかな1日になりますように。
みなさま、よい1日をお過ごしください。
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※コメントのお返事は、コメント頂いた次のブログ記事中の最後でさせていただいています。