早いもので、再オープンしてから3年目。
先日、3回目の春のおもてなしが終了いたしました。
たくさんの方にお越しいただきました。大変ありがとうございました。
春前半は、昭和のお雛様を飾った店内。
インテリア担当の姉が、春の色合いの帯や着物を出して店内をコーディネート。
旧暦の4月3日までは、雛飾りも。今年はお内裏様とお雛様に活躍してもらいました。
母のパッチワークの作品も今年も大活躍。母と同年代のお客様がとても興味深く眺めてくださって。
作品も喜んでいることでしょう。
テーブルのセンターには、春らしく、蝶の帯や桜色の帯を。
壁には叔父の山里の桜の絵。
同窓会や新年度の集まりなど、大人数でのご利用は、大部屋のダイニングで。
中部屋のテーブルも、落ち着くと人気です。
毎日母が生け替えてくれる花。春前半は、梅の花やカイドウ、ヤマブキなど、春色の山や庭の花をお楽しみいただきました。
春後半は、端午の節句や山の新緑の季節。
姉が、五月のインテリアに模様替え。
庭のツルバラの新緑が気持ちよく、緑を楽しんでいただきました。
山も庭も、たっぷりの緑。庭の花も次々に咲く季節。春はいいものですね。
そして、春の料理。
たっぷりの地元の新鮮野菜で、大皿サラダ作りから。
姉が仕込んでくれる、自家製の麹調味料を使ったサラダです。
〇春野菜のサラダ新玉ねぎと広島レモンのドレッシング
にんじんと八朔の甘酒ラペ
ひじきと大蒜の醤油麹和え
蒸し鶏と新玉ねぎの塩麹和え
ご近所さまの美味しい新鮮野菜を収穫してから調理スタート。
「野菜そのものが美味しい。」というお声を何度も聞いて本当に嬉しくありがたく思いました。
春前半はたくさんの菜の花を茹でて。
春後半は、スナップえんどう他色々な野菜で。
魚料理は、
〇鯛と若布のとろろ蒸し 紅麹あん
天然鯛と若布が美味しい季節。桜の季節は、桜花をのせて。後半は紅麹多めの出汁あんをかけてお楽しみいただきました。
お楽しみコースには、肉料理が付きます。塩麹につけてやわらかく仕上げた和牛のローストビーフ。
自家製の醤油麹と一緒に。
↑撮りわすれてて、お友達のmariさん(@mari.mari.015)の画像お借りしました。
そして、春は、田舎ちらし。
錦糸卵は母の担当。毎朝、素早く焼いてくれました。
今年も田舎ちらしをたくさん作りました。
寿司酢を作り、しいたけのうま煮を作り、五目煮を作り、生姜の甘酢漬けを作り・・・。
仕上がるまでに日数も手間もかかりますが、やっぱり、しみじみと美味しい田舎ちらし。
春の楽しみにしてくださっているお客様が多く、大変ありがたく思います。
自家製の塩麹につけて蒸し上げた蒸し豆腐と一緒に。
上には、春前半はふきのとう味噌。春後半はふき味噌。
今年も庭のふきが収穫できました。
〇麹漬け豆腐のチーズ蒸し ふき味噌添え
〇田舎ちらし
〇吸物
食後のデザートは、春前半は桜の浮島をたっぷり蒸して。
甘酒のブランマンジェと一緒に。
後半は、自家製の甘酒を水分としたシフォンを焼きに焼きました。
ちょっとふくらみが悪く、焼き縮みを少ししてしまった見た目が悪い(?)方が、食べるとしっとり美味しい気がして、少し焼き時間を減らしつつ。
思考錯誤が続いたシフォン。
まだまだ焼きにバラつきがあるので、お客様に良い部分をお出しできるよう、いつも多めに焼きました。
まだまだシフォン研究は続きます。
シフォンと一緒に、ご近所さまの、露地いちごの時期には、いちごをたっぷりのせた小豆あんとわらび餅等。
春のデザートは、ふんわりした春らしい蒸し物や焼き物と、母の炊いてくれる小豆あんのおやつを色々と組み合わせてみました。
食後のお飲物は、母の点てる抹茶 o r 姉の淹れるドリップ珈琲。
今年の春も、たくさんの「美味しかった。ありがとう。」のお言葉をいただき、とても幸せに思います。
遠くから、楓花を旅行に組み込んでお越しくださったみなさま、
何度も繰り返しお越しくださる地元のみなさま、大変ありがとうございました。
また、この春も、地域のみなさまには大変お世話になりました。
新鮮な野菜を分けていただいたり、お客様の道案内をしてくださったり、庭の花を摘んで持ってきてくださったり。
本当に家族一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
無事に春が終わり、ホッとしています。
6月からは夏のおもてなし。季節の料理をお愉しみいただけますように。
長い長い記録の記事にお付き合いいただきましてありがとうございました。
月曜日。いい週になりますように。みなさま、よい1日をお過ごしください。
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