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秋なすを、とろろ昆布と一緒に煮る「秋なすのとろろ煮」。
とろろ昆布のうまみが煮汁に溶け出し、やわらかく煮えたなすに、しっかりとしみ込みます。
仕上げに練りからしを添えると、味が引き締まり、秋の和のおもてなしにもよく合う一品に。
昔、お茶の先生から教えていただき、我が家で何度も作ってきた思い出の料理です。
秋なすのとろろ煮
材料 3~4人分
長なす 3本
とろろ昆布 大さじ1程度
水 100ml
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
ごま油 大さじ1
練りからし 少々
下準備
・なすは皮をところどころ縦にむき、2cm幅の輪切りにします。
・切ったなすは水にさらし、水気をしっかりと拭き取ります。
作り方
1.フライパンにごま油を入れて中火で熱し、なすを並べます。両面にこんがりと焼き色がつくまで焼きます。
2.水を加え、とろろ昆布を手でほぐしながら、なすの上に散らします。
3.酒、みりん、しょうゆを加え、ふたをして5分程度煮ます。
4.なすがやわらかくなったら器に盛り、フライパンに残ったとろろ昆布と煮汁をかけます。練りからしを添えていただきます。
おいしく作るポイント
なすの水気をしっかりと拭き取ってから焼くと、油がはねにくく、きれいな焼き色がつきます。
最初になすをごま油で香ばしく焼いてから煮ることで、コクが加わり、形も崩れにくくなります。
とろろ昆布は、できるだけ重ならないようにほぐして散らしてください。煮汁になじむと、とろりとして、なすにうまみがからみます。
やさしい味つけですので、しょうゆの量はお好みに合わせて調整してください。
お茶の先生から教わった、忘れられない味
娘が生まれる前、私が通っていた唯一の習い事が茶道でした。
お茶のお稽古も大好きでしたが、季節ごとに先生が料理を作り、お茶会を開いてくださることが、何よりの楽しみでした。
この「秋なすのとろろ煮」も、その頃に先生から教えていただいた料理です。
いつものなすの煮物に、とろろ昆布と練りからしを合わせるだけで、こんなに味わい深い一皿になるのかと驚いたことを、今でも覚えています。
先生は長年の経験と勘で調味料を加えていらしたので、その味を思い出しながら何度も作り、我が家で作りやすい分量に整えました。
とろろ昆布から出るうまみを生かした、やさしい薄味です。
手軽な材料で作れるのに、器へ丁寧に盛り付け、練りからしを添えると、しっとりとした和のおもてなしの一品になります。
先生から教わった季節の料理を、こうして今も作り続けられることを、うれしく思います。
秋なすのおいしい季節に、ぜひお試しください。
なす料理を、日々の食卓に
このほかにも、焼く、揚げる、蒸す、煮るなど、我が家で作り続けているなす料理をまとめています。和のおかずから洋風のおもてなし料理まで、旬のなすを楽しむレシピを、日々の食卓にお役立てください。
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