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  • 投稿日:2026.8.20
  • 最終更新日:2026.8.29

とろろ昆布でうまみたっぷり「秋なすのとろろ煮」|お茶の先生から教わった味

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秋なすを、とろろ昆布と一緒に煮る「秋なすのとろろ煮」。

とろろ昆布のうまみが煮汁に溶け出し、やわらかく煮えたなすに、しっかりとしみ込みます。

仕上げに練りからしを添えると、味が引き締まり、秋の和のおもてなしにもよく合う一品に。

昔、お茶の先生から教えていただき、我が家で何度も作ってきた思い出の料理です。

秋なすのとろろ煮

材料 3~4人分

長なす 3本
とろろ昆布 大さじ1程度
水 100ml
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
ごま油 大さじ1
練りからし 少々

下準備

・なすは皮をところどころ縦にむき、2cm幅の輪切りにします。
・切ったなすは水にさらし、水気をしっかりと拭き取ります。

作り方

1.フライパンにごま油を入れて中火で熱し、なすを並べます。両面にこんがりと焼き色がつくまで焼きます。

2.水を加え、とろろ昆布を手でほぐしながら、なすの上に散らします。

3.酒、みりん、しょうゆを加え、ふたをして5分程度煮ます。

4.なすがやわらかくなったら器に盛り、フライパンに残ったとろろ昆布と煮汁をかけます。練りからしを添えていただきます。

おいしく作るポイント

なすの水気をしっかりと拭き取ってから焼くと、油がはねにくく、きれいな焼き色がつきます。

最初になすをごま油で香ばしく焼いてから煮ることで、コクが加わり、形も崩れにくくなります。

とろろ昆布は、できるだけ重ならないようにほぐして散らしてください。煮汁になじむと、とろりとして、なすにうまみがからみます。

やさしい味つけですので、しょうゆの量はお好みに合わせて調整してください。

お茶の先生から教わった、忘れられない味

娘が生まれる前、私が通っていた唯一の習い事が茶道でした。

お茶のお稽古も大好きでしたが、季節ごとに先生が料理を作り、お茶会を開いてくださることが、何よりの楽しみでした。

この「秋なすのとろろ煮」も、その頃に先生から教えていただいた料理です。

いつものなすの煮物に、とろろ昆布と練りからしを合わせるだけで、こんなに味わい深い一皿になるのかと驚いたことを、今でも覚えています。

先生は長年の経験と勘で調味料を加えていらしたので、その味を思い出しながら何度も作り、我が家で作りやすい分量に整えました。

とろろ昆布から出るうまみを生かした、やさしい薄味です。

手軽な材料で作れるのに、器へ丁寧に盛り付け、練りからしを添えると、しっとりとした和のおもてなしの一品になります。

先生から教わった季節の料理を、こうして今も作り続けられることを、うれしく思います。

秋なすのおいしい季節に、ぜひお試しください。

 

なす料理を、日々の食卓に

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。