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定番料理をきちんとおいしく「定番!ハンバーグ」玉ねぎは「生」が美味しい

ハンバーグ

「さりお」「定番料理をきちんとおいしく」 2023年1月20日号 掲載

こんにちは。料理家の「かめ代。」です。
「さりお」(山陽新聞社と岡山放送(OHK)が協業)さまにてスタートした新連載!
ポイントおさえて「定番料理をきちんとおいしく」

今月は、定番の「ハンバーグ」をご紹介しています。
配布地域のお宅には、この週末に届くとおもいます!よかったらご覧ください。

分量やコツを押さえていただいて、ご家庭の味に調整してお楽しみいただけますように。

サイトでもレシピが公開されています↓

ごくごく普通の、家庭で楽しむ定番料理のシリーズです。

ハンバーグは、本当に様々ですので、「何を定番とするか」で悩み、ひとりよがりのレシピにならないよう、最初は自分の作り方ではなく、さまざまなハンバーグを作ってみました。
どれも美味しいのですが、1周回って(笑)。

読者の皆様に作ってみていただきたくて。
やっぱり我が家で長年作り続けているとても簡単な作り方に戻りました。

ハンバーグ(横)

1番の特徴は、玉ねぎはみじん切りにして「生のまま」混ぜこんでいます。
しっかり炒めた炒め玉ねぎの甘みやうまみとは違うのですが、
ジューシーでフレッシュな玉ねぎの甘みと食感、肉汁あふれるハンバーグになります。
肉と一緒に焼いた美味しい「たまねぎ」という野菜も食べているという嬉しさがあります。
肉もたまねぎも主役です。

美味しさのためとはいえ、手間をかけるレシピは気がひけるのですが、
玉ねぎが「生」だと、逆に!とても楽でハンバーグを作るハードルがグッと下がります。
昔は、調理実習で、生徒のみなさんに、「ハンバーグの玉ねぎは炒めると旨みが増して混ぜやすく・・・etc」と教えていたので^^;
「定番」としてレシピを出すのは勇気がいったのですが、是非みなさまに作ってみていただきたく、ご紹介しました。

たまねぎが「生」だと、水分でまとまらないのではと心配されると思うのですが、ハンバーグに限らず、餃子などのひき肉の練りものは我が家は野菜はすべて生のままで入れます。
野菜そのものの水分がとても美味しく、感じたいと思うからです。

その際に、必ず気をつけていただきたいことが、練り混ぜる順番です。
全部一緒に混ぜたものと、順番を守って混ぜたものだと、別物??と思うくらい違う仕上がりになりますので、特にハンバーグに玉ねぎを「生」で混ぜ混む時は、順番を守ってください。

材料は、すべてスーパーにある、ごくごく普通の食材で作ります。

↓まず、肉のみに下味をつけます。
その際、プロの方や筋力のある方は、塩だけで練るというのが一般的なのですが、女性(私のように肩を痛めたりすると特に^^;)にはかなり力がいり、しんどいです。
そのため、私は必ず液体(今回は酒)に、分量の塩とこしょうを入れて混ぜてから、肉に下味として混ぜこんでいます。均一に混ざりやすく下味が万遍なくつき、酒の効果で肉の臭みを消してうまみがUPします。

IMG_2188

次に、溶き卵と牛乳にひたしたパン粉を入れてよく練ります。
そして、一番最後に生のたまねぎのみじん切りを入れて練り混ぜます。

この順で練り混ぜると、玉ねぎが生でもしっかりとまとまります。

今回は300gの肉で、2人分なので、とってもBIGです。3~4に分割して焼いてくださっても。
厚さを2cm程度にそろえてもらえたら大丈夫です。
中火で熱したフライパンで、表面をじっくり2分程度焼いて・・・

裏返して、空いているところに野菜を入れて付け合わせも一緒に作ってしまいます。

IMG_2194

ここからは蓋をして弱めの中火で10分程度じっくり蒸し焼きにします。

IMG_2196

ハンバーグがひとまわり縮んで、ふっくらとふくらんだら火が通った合図!
(野菜は途中お好みの固さになったらとってくださいね)

IMG_2200

そのままでも美味しいハンバーグですが、
フライパンで水とケチャップとソースだけの、ごくごく普通のソースを作ってかけてお楽しみください。

ハンバーグ

いつもの普通の食材だけですが、とてもジューシーなハンバーグができます。
レシピでは、ちょっとだけ食材をプラスしてお店の味に近づける方法もお伝えしています。

以前もお伝えしたかと思うのですが、
こちらの定番料理の連載は「さりお」さんの担当編集の方が、
レシピ出しをした段階で、実際に作ってくださって。
わかりにくいところや、味も確認してくださって。
本当に丁寧な紙面作りをしてくださっています。

我が家はいつも塩加減が薄めなので、定番料理用に調整もしているので、
そこも心配で、いつも試作をお願いしています。
妥協せず、何か問題があると、とても遠慮がちに・・・でもはっきりと指摘してくださるので、本当に心強いのです(ありがとうございます~!)。

↓今回も試作してくださって、こんなに嬉しいメールが届きました。

昨日やっと作ってみました。

めちゃめちゃ美味しかったです~!!

今までのハンバーグは何だったの~っていうくらい。

母は「レストランのハンバーグみたい」と絶賛し、「おいしい」を連発していました。

素晴らしいレシピをありがとうございます。

そして塩加減、ちょうど良かったです。

本当にホッとしました。
みなさまのご家庭で、アレンジをしつつ、ご家庭の定番ハンバーグを作っていただけると嬉しいです。
まずは、レシピ通りに作ると、必ずジューシーに美味しくできると思いますので、是非、お試しください。

レシピは、こちらの「さりお」さんのサイトで、まとめてくださっています!
毎月1レシピずつ増えていきますので、是非、手軽にお楽しみください。

お財布に優しく、作りやすい、飽きのこないいつもの美味しさ。
ごくごく普通の定番料理をご紹介していきます。
よかったらお試しください。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。