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  • 投稿日:2026.8.6

梅干しの土用干し|猛暑の年は2日2晩で。干し上がりと保存の記録

竹ざるに並べて土用干しをする赤紫蘇梅干し
撮影 kameyo


今日は、夏の土用の最終日。

我が家の梅干しも無事に土用干しを終え、保存瓶に収めることができました。

それにしても、今年は40度に迫るほどの猛暑。

昔ながらの「3日3晩」という言葉どおりに干すのではなく、梅の皮や乾き具合を見ながら、その年の天候に合わせることも大切なのだと感じました。

今年は、乾燥させすぎないように気をつけながら、2日2晩でしっとりと仕上げました。

猛暑のなかで始めた土用干し

今年も、季節の移ろいに合わせながら、少しずつ梅仕事を楽しんできました。

梅を塩漬けにして、梅酢が上がり、赤紫蘇を加え、いよいよ最後の土用干しへ。

これまでの梅仕事はこちらに記録しています。

👉梅干し作り|6月の季節の手仕事

👉梅干しの土用干し|少量だから楽しめる 夏の梅仕事

梅干しを重ならないように竹ざるへ並べ、土用干しを始めました。

ところが、今年は驚くほどの猛暑。

強い日差しのなか、梅がカラカラに乾いて固くなってしまわないか心配で、何度も様子を見に行きました。

昔から梅干しの土用干しは「3日3晩」といわれていますが、今年は日数だけにこだわらず、梅の状態を確かめながら干すことにしました。

猛暑の日差しのなかで土用干しをする梅干し
撮影 kameyo

梅の状態を見ながら2日2晩

日差しがあまりにも強い時間帯には、いったん家の中へ取り込むことも。

皮が乾きすぎてざるに張りつかないよう、無理に動かさず、梅の表面や柔らかさを見ながら大切に扱いました。

土用干しで皮が柔らかくなった梅干し
撮影 kameyo

干しているうちに、梅の皮が次第に柔らかくなり、表面には少しずつしわが寄ってきました。

「2日2晩干してしっとり仕上がった梅干し
撮影 kameyo


今年は2日2晩で土用干しを終えることにしました。

皮はとても柔らかく、乾きすぎず、しっとりとした仕上がりです。

「何日干したか」だけではなく、梅の大きさ、その日の気温や湿度、日差しの強さを見ながら、好みの状態で。

干し上がった梅干しを保存瓶へ

干し上がった梅は、清潔な保存瓶へ、一粒ずつやさしく入れました。

土用干しを終えて保存瓶に入れた自家製梅干し
撮影 kameyo

これで、今年の土用干しは終了です。

すぐに食べることもできますが、これから時間をかけて塩味や酸味がなじみ、少しずつまろやかになっていくのも楽しみです。

毎日ざるをのぞき込み、梅の色や手触りの変化を確かめた土用干しの期間。

とても楽しい夏時間でした。

残った梅酢を古い梅干しに

今年残った梅酢は、別の楽しみに使うことにしました。

数年前に漬けた梅干しのなかに、時間がたって少し乾き、カサカサになっていた瓶がひとつありました。

その梅干しの上を赤紫蘇で覆い、今年できた新しい梅酢を注ぎました。

「保存中に水分が抜けて乾いた数年前の梅干し
撮影 kameyo

梅が梅酢を吸い、再びふっくらとしてくれるでしょうか。

これから様子を見守りたいと思います。

赤紫蘇をかぶせた梅干しに新しい赤梅酢を注いだ保存瓶
撮影 kameyo

※古い梅干しを扱う際は、カビや異臭、普段と異なる変色などがないことを確認し、清潔な容器と道具を使いました。
白く見えるのは、カビではなく、乾燥して塩をふいたものです。

梅酢をいれた保存瓶
撮影 kameyo

赤紫蘇は「ゆかり」に

たっぷりの赤紫蘇も干してゆかりに。計画をたてて、ひとつひとつ丁寧にこなせた今年の土用期間は、今まで一番幸せでした。

梅干し、梅酢、赤紫蘇。

梅仕事は、最後まで捨てるところがほとんどなく、それぞれを暮らしのなかで楽しめることも魅力ですね。

梅を漬けるところから土用干しまで計画を立て、ひとつひとつ丁寧に進めることができた今年の夏の土用。

今までで一番、穏やかで幸せな梅仕事の時間だったように思います。

今日で夏の土用も終わり、明日からは暦の上では秋。

毎年同じように見えて、天候も、梅の状態も、仕上がりも少しずつ違います。

来年の自分が迷わないように、今年の猛暑のなかで行った「2日2晩」の土用干しを、ここに記録しておきます。

これからゆっくり味がなじんでいくのが楽しみです。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。