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日本の素朴なおやつ「ふな焼き」 COTTASTYLE連載 

COTTASTYLEの新連載「素朴な和のおやつレシピ」
今までの連載のパーティーテーブルも、これからもイベントごと等に楽しくご紹介させていただきますね!)

あっという間に作れる、昔ながらの素朴なおやつをのんびりとご紹介しています^^

第3回目は、「ふな焼き」

連載をさせていただくにあたり、最近、図書館で文献を読んだり調べたりすると、

日本の昔ながらの素朴なおやつは、その時代を映し出していて本当に奥深く興味深い。

この「ふな焼き」は、小麦粉と水を溶いて焼くだけという、おやつの原型のようなもの。

モチモチとして、まことに美味しい。

黒砂糖を挟んでジューッと焼きつけたものがよく知られていますが、

地方によっては、漬物を挟んだり、味噌汁の残りを生地に混ぜたり・・・

米がなかなか手に入らない時代の、おやつと主食をかねて、それぞれの土地で工夫されて広まっていったそうですね。

粉もはったい粉や米粉や・・・

生地に黒糖を混ぜこんだり、きなこを混ぜ込んだり・・・

本当に地域によって様々で、そのどれもがしみじみと美味しそう。

家で、粉の分量など作りやすい分量にして試作したとき・・・

幼いころ父の転勤で北海道に住んでいたころ、ご近所のおばあさまが、しょうゆをぬっておやつに出してくださったのを思い出しました。

今となっては、なぜよくおじゃましていたのかも覚えてなくて、申し訳ないことにお顔もよく覚えていないのですが・・・

フライパンで焼けているこんな画像だけは鮮明に覚えているのです。

だんごにしょうゆを塗ったものも、よく出してくださっていて大好きだったのですが、
(以前ブログでご紹介したかも・・・ いつもしょうゆ味だったんですよね。)

あの薄い生地のおやつのモチモチ感は、小麦粉と水だけだったんだと、なつかしくてなつかしくて泣けました。

もう、かれこれ40年も前の思い出です。ずっと忘れていたのに、胃袋は覚えているものなのですね。

それから虜になり、この夏は、小腹がすいたら「ふな焼き」ばかり作ってました。

娘も素朴なおやつが大大好きなので、まぁ~ 食べる食べる(笑)!!!

すぐに作れるので、本当に重宝します。

みなさまも「ふな焼き」を食べたことがありますか?

地域やご家庭によって、色々な食べ方があるのでしょうね。

是非、懐かしい味を楽しんでください。

材料や作り方や分量(というほどでもないほど簡単です)は、新連載でご覧になってみてくださいね!

「素朴な和のおやつレシピ」

明日から三連休。

なにより天気が穏やかに。いい連休になるといいですね。

おうちで、ホットプレートで「ふな焼き」をみんなで焼いて。

好きな具をのせてギューっとして食べたら楽しいですよ^^

私は、とにかく! 一番簡単な「しょうゆ味」が好きです~

みなさまは、何がお好きかな~

昔を懐かしく思い出したり、お子さまと素朴なおやつ作りを楽しんだり。

楽しい連休をお過ごしください。

☆ みなさまへ お礼 ☆

4月10日に出版したお弁当本。

たくさんの方が手にとってくださって、とても感激しています。みなさま、本当にありがとうございます。

こちらの本では、簡単にすぐにできる作り置きの「野菜のおかずのもと」で、お弁当を仕上げていく手順をご紹介しています。

人気の作り置きは、「ミックス野菜炒め」「こんがりごぼうみそ」、「梅れんこん」!

「作ってるよ~!大活躍してるよ~!」

との、お声がとても嬉しい毎日です。

本屋さんで必死でさがしたけどないよ~と、よく言われます。すみません~っ

印刷数も多くないので、お近くの本屋さん等ではあまりみかけないかもしれません。

アマゾンさんでは → こちら ( 電子書籍 kindle版では → こちら

楽天さんでは → こちら

から取り扱っていただいています。

みなさまの毎日のお弁当作りが、少しでも楽になりますように。

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かめ代。について

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

高等学校で家庭科を教えていた経験から丁寧で分かりやすいレシピ作りに定評があり、テレビ、雑誌、企業やCMのレシピ開発、料理イベント講師などで活動中。毎日の食事作りの負担を減らす「心がラクになる」レシピ作りを目指し、メディアで紹介した楽しいホットプレートレシピは300レシピ以上、毎週連載している手軽な2品弁当レシピは現在700レシピ以上を紹介している。著書に、「かめ代の節約毎日ごはん」(宝島社)、「ホットプレート黄金レシピ」(イカロス出版)、「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他。
1968年生まれ 岡山県倉敷市在住。