
和栗ペーストを丸め、ごく薄いアガーの衣で包んだ「和栗の薄衣」です。
つるりとした透明な衣の中には、栗の味わいがぎゅっと詰まっています。口に入れると、やわらかな衣とともに和栗の風味が広がる、栗そのものを楽しむようなおやつです。
プレーンな透明の衣と、ほんのりほろ苦い珈琲の衣。お抹茶にも珈琲にもよく合います。
※こちらは、cottaの連載でご紹介したレシピです。詳しい分量と作り方は、記事の最後からご覧いただけます。
【和栗の薄衣】栗を味わうための、薄い衣
シンプルに、栗そのものを食べているようなおやつが大好きです。
和栗ペーストを丸く整え、そのまわりをごく薄いアガーの衣で包みました。
ぷるんとしたゼリーの中に栗を入れるのではなく、栗の表面を薄い衣が覆う仕上がりです。主役はあくまでも和栗。衣は、栗の風味と口あたりを引き立てるために添えています。
透明な衣から栗の色が透けて見える姿も、秋のお茶の時間にうれしいものです。

和栗ペーストを薄い衣で包みたいと思ったものの、どうしたら思い描いた形になるのか、ずいぶん悩みました。
使いやすい型はないかとcottaのサイトを何度も探し、ようやく「これなら」と思えるものを見つけたときは、本当にうれしかったものです。
型へアガー液を注ぎ、丸めた和栗ペーストを入れて固めます。型から外すと、和栗のまわりにごく薄い衣ができあがります。
頭の中にあったおやつが、ようやく形になりました。

プレーンと珈琲、二つの味わい
衣は、和栗の色をそのまま楽しめるプレーンと、珈琲を加えたものの2種類です。
プレーンは、和栗の風味をまっすぐに味わえる、素朴でやさしい仕上がり。


珈琲の衣は、ほのかな苦みが和栗の甘さを引き立てます。栗と珈琲は、本当によく合います。
お抹茶を添えて和のお茶時間に。珈琲と一緒に、少し洋風のおやつとしても楽しんでいただけます。

栗と珈琲はとてもよく合いますよね。

ずっと作り続けたい栗のおやつ
この和栗の薄衣は、完成したときに「これからもずっと作り続けたい」と思った、本当にお気に入りのおやつです。
材料や姿はシンプルですが、薄い衣の中に、和栗のおいしさが詰まっています。
栗の季節に、栗そのものをゆっくり味わうように。
「我が家の栗のおやつ」のひとつとして、これからも大切に作り続けていきたいと思います。

詳しい分量と作り方、使用している材料と道具は、cottaのレシピページでご紹介しています。
※こちらの記事は、2021年にcottaの連載でご紹介した「和栗の薄衣」を、当時の思いを大切に残しながら、現在のサイトに合わせて読みやすく整えたものです。