
みなさま、こんにちは。料理家の「かめ代。」です。レシピと暮らしのサイト「kameyo」にお越しいただき、ありがとうございます。
乾燥大豆を昆布と一緒に戻し、鶏肉や根菜、こんにゃくを加えてコトコト煮る「鶏五目豆」のレシピをご紹介します。
乾燥大豆を戻し、やわらかく煮るまでには少し時間がかかりますが、難しい工程はありません。
大豆を煮ている間に具材を切って炒めると、無理なく作れます。
秋冬の寒い日に、お鍋でことこと。しみじみとおいしい、我が家の鶏五目豆をお楽しみください。
鶏五目豆
材料(4~5人分)
・大豆(乾燥) 1カップ(約150g)
・出汁昆布 10g
・鶏もも肉 100g
・れんこん 小1節(100g)
・ごぼう 1/2本(100g)
・にんじん 1/2本(100g)
・こんにゃく 1/2枚(100g)
・油(香りのないもの) 大さじ1
A【調味料】
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・酒 大さじ3
・砂糖 大さじ1
作り方
① 大豆はサッと洗い、昆布は固く絞ったふきんで表面の汚れをさっと拭く。1ℓの水(分量外)に1晩(10時間程度)浸す。

② ①を中火にかけ、沸騰直前で昆布をとりだし、一度沸騰させてアクをとる。

③ 大豆が顔をださないように紙蓋をして、ひたひたになるよう水をたしながら弱めの中火で大豆がやわらかくなるまでコトコト1時間程度煮る。

④ 煮ている間に野菜と鶏肉を1cm角に切る。こんにゃくは1cm角に切ってさっと茹でてザルにあげる(アク抜き)。フライパンを中火で熱して油を入れ、野菜、こんにゃく、鶏肉をしっかりと炒める。
- こんにゃくのアク抜きは色々な方法がありますが、煮物に使用する際は、砂糖を揉み込んで脱水させるのもおすすめです。水分と一緒にくさみがぬけ、その分煮汁がしみ込みやすくなります。今回の分量100gに対して小さじ1程度の砂糖をしっかり揉み込んで、出てきた水分を洗って水気を切って調理します。
⑤ ④を③の鍋に入れて、強火で煮立たせアクをとり、Aの調味料を入れて中火にして落としぶたをして20分ほど煮る。
煮ている間にとりだした昆布を水で洗ってぬめりを取り、1cm角に切って入れる。
煮えたら大豆が空気にふれて皺にならないよう、冷めるまで落としぶたをしておく。

※大豆の煮える時間は、豆の状態や鍋によって異なります。指で無理なくつぶせる程度のやわらかさを目安にしてください。
※落としぶたには、中央に穴を開け、鍋の大きさに合わせて丸く切ったクッキングシートを使用しています。
おいしく作るポイント
- 大豆は、ひと晩しっかり水に浸してから煮ます。戻した水には大豆の風味が移っているため、このレシピでは戻し汁ごと煮ています。
- 大豆を煮ている途中で煮汁から出た状態が続くと、煮え方にむらが出やすくなります。煮汁が減ったら水を足し、大豆が煮汁に浸かった状態を保ってください。
- 大豆が十分やわらかくなってから、具材と調味料を加えます。落としぶたをして煮汁を全体に行き渡らせ、火を止めたあと、煮汁の中でゆっくり冷ますと味がなじみます。
ごはんのおかずになる鶏五目豆
若いころは、煮豆をそれほど好んで食べていなかったように思いますが、年齢を重ねるにつれ、この鶏五目豆を定期的に食べたくなりました。
鶏肉を入れているので、小さく切った筑前煮のような感覚で、ごはんのおかずとして楽しめます。大豆、根菜、こんにゃく、昆布をスプーンですくうと、ひと口ごとに違った食感を味わえるのも五目豆のよいところです。

清潔な保存容器に入れて冷蔵保存し、なるべく早めにお召し上がりください。食べる分だけ清潔な箸やスプーンで取り分けてくださいね。
10月13日は「豆の日」
10月13日は「豆の日」です。
日本では古くから、秋の十五夜と、十三夜に月を愛でる風習があります。
十五夜には里芋、十三夜には、その頃に収穫される豆や栗を供えたことから、十五夜は「芋名月」、十三夜は「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。
「豆の日」は、十三夜の豆名月に豆を供えて食べた風習にちなみ、毎年10月13日に定められています。
今年の十三夜にも、豆を使った一品として、鶏五目豆を楽しんでいただけたらうれしいです。
季節の豆料理を食卓に
乾燥大豆を戻すところから始めると、できあがるまでに時間はかかりますが、手を動かす時間はそれほど多くありません。
大豆が少しずつふくらみ、鍋の中でやわらかく煮えていく様子を眺めるのも、昔ながらの豆料理の楽しみのひとつです。
寒くなる季節に、鶏肉と根菜のうま味がしみた、温かな鶏五目豆をどうぞ。
同じ根菜で楽しむ「筑前煮」も
鶏肉、れんこん、ごぼう、にんじん、こんにゃくなど、鶏五目豆とよく似た材料で作る我が家の「筑前煮」もお試しください。
kameyoでは、料理を作る方の心が少しでも楽になるようなレシピをご紹介しています。毎日のごはん作りに、どうぞお役立てください。

