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フライパン1つで!調味料と洗い物も削減 定番!ポテトコロッケ & 簡単!スティックコロッケ

レシピ5

「さりお」「定番料理をきちんとおいしく」 2023年6月号 掲載

こんにちは。料理家の「かめ代。」です。
「さりお」(山陽新聞社と岡山放送(OHK)が協業)にてご紹介している連載!
ポイントおさえて「定番料理をきちんとおいしく」

分量やコツを押さえていただいて、ご家庭の味に調整してお楽しみいただけますように。

サイトでもレシピが公開されています↓ 是非お楽しみください。

https://richlink.blogsys.jp/embed/06c99ffe-f13b-3f09-b5f3-0286ee1924cd

ごくごく普通の、家庭で楽しむ定番料理のシリーズです。

今月は、「コロッケ」です。↓また、ちょっと長くなります。ご興味のある方だけ。

コロッケは、私の中ではダントツで実家の母のコロッケが好きなのですが、本当にごくごく普通に塩とこしょうだけで作っている素朴でじゃがいもそのものの美味しさ。

お店の味に近づけるには、じゃがいもが冷めても固くならないよう(でんぷんの劣化防止)に、砂糖をいれたり、ナツメグやバターなどでコクを出したり、肉そのものに、ソース等の味をしっかりつけたり・・・とアレンジも無限大のコロッケですが、
定番シリーズでは、ごくごく普通に、塩とこしょうだけのコロッケをご紹介して、ワンランクアップ術は吹き出しで入れてくださっています。

IMG_1171

2023年7月14日号 さりお掲載

限られた誌面の中、色々と工夫して載せてくださっていて本当にありがたいです。

さて、コロッケを作る上で最も悩ましいのが、「じゃがいもにどう火を通すか」なのですが、

・茹でる
・ラップに包んでレンジ加熱
・蒸し器で蒸す

丸ごとなのか、カットしてなのか・・・など、色々とありますが、今回試作する中で、いかに美味しく手間を減らして作るかを検討した結果、フライパンで肉とたまねぎを炒めた後とりだし、そのままフライパンを洗わずにじゃがいもと水を入れて蓋をして蒸し茹でし、フライパンの中でつぶして肉とたまねぎを戻し入れる・・・という手順が、1番スムーズで、かつじゃがいもが美味しく仕上がる(茹でている最中に、フライパンに残った肉のうまみや塩味、たまねぎの甘みをじゃがいもが吸い込むからかと思います)という結論に。そしてフライパンとヘラがあればOK!

↓私はたまねぎは粗みじんで食感を残すのが好きです。お好みで。じゃがいもは短時間(3分程度)水にさらして水気をとっています。

コロッケレシピ1

細かいことなのですが、たまねぎとひき肉を炒める時に、たまねぎを炒めてしんなりしてから、私はこんな感じで炒めています。ひき肉をかたまりのまま入れて両面焼いてから、ザクザクくずして炒め合わせる感じです。
最初からバラバラに炒めるよりも、肉がジューシーに美味しく仕上がる(気がします。多分。きっと)。

レシピ2

炒まったら、一旦バットに取り出します。

レシピ3

フライパンは洗わずにじゃがいもと水を入れて茹でます。フライパンに残ったうまみや油、塩味甘みを茹でながらすべてじゃがいもに吸わせる感じです。

コロッケレシピ3

しっかりやわらかく茹でたら、ヘラで潰すだけ(ところどころじゃがいもの食感が残ってもOK)で、汁気があれば、粉ふきいもを作る時のように汁気を炒り飛ばしつつ。

コロッケレシピ4

取り出しておいたひき肉とたまねぎを戻し入れて混ぜると、すべてフライパンの中で完成します。

コロッケレシピ5

粗熱がとれたら、フライパンの中で8等分にして成形します。
成形までは熱いうちに(やけど注意、粗熱がとれてさわれるようになったらで)、揚げるまでは冷ましておくのがコロッケの鉄則です(冷めてしまうと粘りが出てしまい食感がかわるため、熱いうちにつぶして成形するところまでは必須。熱いまま衣をつけて揚げると破裂しやすくなるため、冷めてから)。

↓種を成形するところまでしておいて冷蔵庫に入れておき、食べる前に衣をつけて揚げるとよいですよ^^

コロッケレシピ8

衣は、簡単便利な「バッター液」で。
卵と水と薄力粉を混ぜておきます。もし、味見をしてコロッケの味がたりないなと思ったら、バッター液に塩を足すなど味調整もできます。

コロッケレシピ7

パン粉は細かい乾燥パン粉や、粗めの生パン粉など、お好みで。

コロッケレシピ9

コロッケはすでに火が通っている嬉しい揚げ物なので。
表面がこんがりと、中まで温まったらOK。

フライパンに1cm程度の油でも、上下を返したら揚げることができます。
※揚げる時に、破裂が心配かと思います。
①成形する際に、中に空気がはいらないよう、ギュッと握っていただくこと(熱した時に空気が膨張するのをふせぎます)
②バッター液でムラなく衣をつけていただくこと(揚げムラがなくなります)
により、少ない油でも破裂がしにくくなります。心配な場合は、たっぷりの油(全体を揚げることにより、コロッケの温度差が軽減してさらに破裂しにくくなります)で揚げてください。ただ、↑の①②を実践していただくと、かなりの確率で破裂しにくい(私は一度も破裂したことはありません^^)ので、お試しください。

レシピ5

180度程度の中温でカラリと。

定番コロッケ。お楽しみください。

コロッケ

こちらの「さりお」さんのサイトで、今までのレシピをすべてまとめてくださっています!

毎月1レシピずつ増えていきますので、手軽にお楽しみください。

https://richlink.blogsys.jp/embed/06c99ffe-f13b-3f09-b5f3-0286ee1924cd

お財布に優しく、作りやすい、飽きのこないいつもの美味しさ。
ごくごく普通の定番料理をご紹介していきます。
よかったらお試しください。


*** 今日のおすすめレシピ *** 

コロッケが食べたいけれど、もっとぐっと楽に作りたいな~というときは、春巻きの皮でくるりと巻いた「スティックコロッケ」がものすごくおすすです!

スティックコロッケ
https://richlink.blogsys.jp/embed/24cff3c7-e994-3e6b-945b-1aa79915da05

お好みの具で。お楽しみください。

*** お知らせ *** 

kameyo オリジナル  「料理用さらし」と「かやふきん」ができました。
早速、たくさんの方にご愛用頂き、感激しています。大変ありがとうございます。
日本の職人の細やかで丁寧な手仕事。大切に伝えていきたい「日本製の台所道具」。
触れるたび、使うたびに、心地よく幸せな気分になっていただけますように。

かめ代バナー画像2

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かめ代。について

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

高等学校で家庭科を教えていた経験から丁寧で分かりやすいレシピ作りに定評があり、テレビ、雑誌、企業やCMのレシピ開発、料理イベント講師などで活動中。毎日の食事作りの負担を減らす「心がラクになる」レシピ作りを目指し、メディアで紹介した楽しいホットプレートレシピは300レシピ以上、毎週連載している手軽な2品弁当レシピは現在700レシピ以上を紹介している。著書に、「かめ代の節約毎日ごはん」(宝島社)、「ホットプレート黄金レシピ」(イカロス出版)、「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他。
1968年生まれ 岡山県倉敷市在住。