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人気のお惣菜をご家庭で「鶏ごぼうレシピ」 白ごはんに合う!秋の定番

料理・撮影 かめ代。

デパ地下のお惣菜でもよくみかける「鶏ごぼう」。
ご家庭で簡単に作れますし、お好みの甘さや酸味にできます。
我が家は、鶏の下味に塩ではなく柚子こしょうを。
ほんのりと香る柚子と辛みが鶏のくさみを軽減して、なんともいえない美味しさに。
ごぼうは是非、アク抜きなしで片栗粉をまぶして揚げ焼きにしてください。
アクと油は相性がよいので、甘いうまみにかわります。

調理時間 30分

材料(2人分)

鶏むね肉 200g
ごぼう 1/3本(30g)
油 適量(フライパンの底から5mm程度)
片栗粉 大さじ2
炒りごま(白) 大さじ2

酒 大さじ1
柚子こしょう 小さじ1/2 ※お好みで量は調整
片栗粉 大さじ1/2

しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
水  大さじ1

作り方

1.鶏むね肉に下味をつけて片栗粉をもみこむ。ごぼうを切る

鶏むね肉は縦半分に切り、繊維を断ち切るように1cm幅のそぎ切りにする。の酒と柚子こしょうをもみこんでから片栗粉(大さじ1/2)をもみこむ。ごぼうはたわし等で表面をしっかり洗って水気をとり3mm幅の斜め切りにする。


酒 大さじ1
柚子こしょう 小さじ1/2 ※お好みで量は調整
片栗粉 大さじ1/2

2.鶏むね肉とごぼうを焼く

フライパンに油を入れて強めの中火で熱する。①の鶏肉に片栗粉をまぶして並べ、両面軽く揚げ焼きにして取り出す。ごぼうに、残った片栗粉をまぶして同様に並べ入れ、焦げ目がつかないように中火でじっくり揚げ焼きにして取り出す。

3.合わせ調味料をからめる

一旦火をとめてフライパンに残った油を紙タオル等でとり、を入れて弱めの中火で加熱する。ふつふつと沸かしてみりんのアルコール分をとばし、鶏肉だけを入れて全体にしっかりとタレをからめ、次にごぼうを入れて混ぜる。最後に少し火を強めて、全体にこんがりとした焼き色をつけ、炒りごまを散らす。

しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
水  大さじ1

調理のコツと注意点

  • 鶏肉の下味に酒と柚子こしょうを使い、くさみを消してうまみと香りをつけます。
  • パサつきがちな鶏むね肉は、片栗粉の2度使いでやわらかく仕上げます。鶏ささみでも同様に。
  • 油と相性のよいごぼうはアク抜きをせずに薄く切って揚げ焼きにすると、力強い旬のごぼうのうまみが広がります。
  • 最後にたれを絡める際は、ごぼうの方がタレがからみやすいため、先に鶏にしっかりからめてから後でごぼうにからめてください。

保存

  • 冷蔵3日、冷凍2週間。

酢を使っていますので、作りおきにむいています。
冷凍するとごぼうが少しやわらかくなりますが、レンジ加熱しておいしくお召し上がりいただけます。

楽しみ方

和の献立に合わせてお楽しみください。
和のお弁当おかずにもぴったりです。作り置き保存しているものは、レンジ加熱してから入れてください。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。