
かぼちゃや秋野菜、木の実、キャンドルを飾った、温かなハロウィンのテーブルです。
2011年に西武池袋本店で開催された、レシピブログキッチンのイベント「おうちで楽しい♪ハロウィンパーティーレシピ」で、料理とともにご紹介しました。
かわいらしい子ども向けのテーブルにするか、大人の女性に向けたシックな雰囲気にするか、家族で楽しめるテーブルにするか。あれこれ考えた末にたどり着いたのが、日本の秋とハロウィンを合わせた、ほっこりとやさしいテーブルでした。
目次
日本の秋とハロウィンをひとつのテーブルに
ハロウィンらしい飾りをたくさん並べるのではなく、かぼちゃやさつまいも、れんこん、なすなど、身近な秋の野菜をテーブルの中心に集めました。
松ぼっくりやザクロ、椿の実、ほおずきのドライフラワーも添えています。
当時、テーブルコーディネートを教えてくださっていた原先生が、「東京のみなさまにも自然のものに触れ、懐かしい気持ちになっていただけるように」と、持たせてくださったものです。
華やかな花を飾るテーブルも素敵ですが、秋の味覚や自然のものを集めると、どこか懐かしく、温かな食卓になります。
かぼちゃを中心にした秋の実りの飾り
テーブルの中心には、実家で育った小さなかぼちゃを置きました。
かぼちゃの周りに秋野菜や木の実を添えるだけの、素朴なアレンジです。

飾りつけのポイントは、中心となるかぼちゃを少し高くすること。
かぼちゃの下に小さな器を置いて高さを出すと、周りに野菜や木の実を添えても、かぼちゃが埋もれません。
小さな実がかごから落ちないよう、下には英字新聞を敷きました。身近なものを利用しながら、高低差をつけると、テーブルの中心がまとまりやすくなります。
アイボリーと茶色を基調に
テーブルクロスは、アイボリーと茶色の麻の布を2色重ねました。
同じ大きさに縫った布のうち、上に重ねる茶色の布を半分に折って使っています。
アイボリーと茶色を基調に、キャンドルやほおずきのオレンジ色を挿し色に。キャンドルスタンド、カトラリー、ハンカチの黒で、全体を引き締めました。
ハロウィンらしい色をすべて同じ分量で使うのではなく、落ち着いた色を中心にして、オレンジと黒を少しずつ加えると、大人も子どもも楽しめる温かなテーブルになります。

かぼちゃ色のキャンドル
キャンドルが好きな私らしさもお伝えしたくて、テーブル作りはキャンドル選びから始めました。
長年愛用していたオレンジ色のキャンドルが、私にはかわいらしいかぼちゃに見えて。昼間は鮮やかなパンプキン色を楽しみ、日が暮れたら灯して楽しめるようにと選びました。

イベントでは、ペガサスキャンドルさんが、参加されたみなさまへのプレゼントとして同じキャンドルをご用意くださいました。
それぞれのおうちでオレンジ色の灯りを楽しんでいただけたことを想像すると、今も温かな気持ちになります。
黒いハンカチのおばけ
ハロウィンらしい遊び心として、黒いプチハンカチをココットに入れ、小さなおばけに見立てました。

ハンカチを斜めにくるくると巻き、ココットに押し込むだけです。左右に広がった部分が、おばけの手のように見えます。
おもてなしの食卓では、ナプキンの代わりに小さなハンカチを用意することもあります。食事の途中で手を拭くことができ、飾りとしても使えるので便利です。
小さなテーブルをすっきり見せる工夫
会場で用意していただいたのは、直径70cmほどの小さな丸テーブルでした。
テーブルの上が窮屈に見えないよう、グラスと黒いカトラリーは白いお皿の上にまとめています。

グラスやカトラリーをそれぞれ別の場所に置かず、お皿の上にまとめると、ひとり分のスペースがコンパクトになります。
小さなテーブルでのおもてなしや、料理をたくさん並べたいときにも役立つ方法です。
お皿の上には、料理の内容を記した荷札風のメニューカードを添えました。
クラフト紙にメニューを印刷し、革ひもを通して、カトラリーをくるりと巻いています。小さなフォークのシールを貼り、椿の実をひとつ添えました。

メニューカードは、食卓の飾りになるだけでなく、おもてなしのあとは小さなお土産として持ち帰っていただけます。
身近な材料で作る小さな工夫ですが、食卓に物語が生まれ、料理を待つ時間も楽しんでいただけます。
初めてのキッチンイベント
このテーブルをご紹介したのは、2011年10月に西武池袋本店で開催された、私にとって初めてのキッチンイベントでした。
当日は雨模様で、「お客様が来てくださらなかったらどうしよう」と心配していましたが、たくさんの方がお越しくださいました。
みなさまが熱心にメモを取り、笑顔でうなずきながら聞いてくださったこと。おひとりで参加してくださった方、お友達やご家族と足を運んでくださった方。温かな雰囲気のなかで料理をお伝えできたことを、今も懐かしく思い出します。

テーブルクロスや器、キャンドルなどは、あらかじめ一式を会場へ送り、布の折りじわを整えるためのアイロンまでお借りしました。
スタッフの皆様にお世話になり、また大変温かく接していただき、胸が一杯になったのを思い出します。
イベントでご紹介した4品
このハロウィンテーブルには、かぼちゃを使った前菜、サラダ、メイン料理、デザートを合わせました。
当時の4品を、現在の食卓でも作りやすい形に整えてリライトしています。
ツナとかぼちゃの黒ごまディップ
かぼちゃとツナを、しょうゆと味噌で和風に仕上げたディップです。保存袋でもむだけで作ることができ、大葉やスティック野菜によく合います。
👉 【ツナとかぼちゃの黒ごまディップ】袋でもむだけ!野菜がすすむ簡単前菜
えびとれんこんのパンプキンカップ
小かぼちゃを器にして、えびとれんこんを詰めた華やかなサラダです。柚子こしょうの和風ソースとマヨレモンソースを添えます。
👉 【えびとれんこんのパンプキンカップ】かぼちゃを器にした華やかなサラダ
牛こま切れ肉のステーキ
牛こま切れ肉をまとめて焼き、マッシュルームソースをかけたメイン料理です。かぼちゃの皮を使ったガーリックライスを添えています。
👉 【牛こま切れ肉のステーキ】マッシュルームソース|かぼちゃの皮のガーリックライス添え
パンプキンチョコ&パンプキンクリーム
かぼちゃとクリームチーズを混ぜて作る、簡単なハロウィンおやつです。チョコレートをかけたおやつと、レーズンやアーモンドを加えたクリームの2通りで楽しめます。
👉 【パンプキンチョコ&パンプキンクリーム】混ぜて絞るだけ!簡単ハロウィンおやつ
時を経ても楽しめるハロウィンテーブル
小さなかぼちゃや秋野菜、庭や身近な場所で見つけた木の実。家にある布や器、ハンカチなどを組み合わせるだけでも、ハロウィンの食卓を作ることができます。
特別な飾りをたくさんそろえなくても、色をアイボリー、茶色、オレンジ、黒に絞り、高低差をつけて飾ると、まとまりのあるテーブルになります。
2011年から長い年月がたちましたが、日本の秋の実りを大切にした、温かなハロウィンテーブルへの思いは今も変わりません。
ご家族や大切な方と囲む秋の食卓に、取り入れていただけましたらうれしいです。
ハロウィンのテーブルアイデア
子どもたちと楽しんだ食卓から、大人のおもてなしまで、これまでのハロウィンテーブルをこちらの記事にまとめています。
👉 【おうちで簡単】子ども向けハロウィンパーティーに!テーブルアイデア26選
ハロウィンのごはんとおやつ
気軽に作れるハロウィンのごはんとおやつは、こちらの記事にまとめています。
👉 【簡単】帰宅後すぐに作れる!ハロウィンごはん&おやつレシピ5選
kameyoでは、料理を作る方の心が少しでも楽になるようなレシピをご紹介しています。毎日のごはん作りに、どうぞお役立てください。