
2012年に開催された「最上級ハロウィン&ホームパーティー」。
料理家のヤミーさん、岸田夕子さん、vivianさん、五十嵐豪さん、五十嵐ゆかりさん、そして私、かめ代の6人で、ハロウィンの料理とテーブルをご提案するイベントでした。
皆さんがそれぞれ料理を持ち寄り、私はテーブルコーディネートと盛り付けを担当しました。
この日に用意したのは、大人用、ママ用、子ども用の3つのテーブル。
この記事では、その中から黒を基調にした「大人6人用のハロウィンテーブル」をご紹介します。
目次
現地で箱を開けてから、1時間で3つのテーブルを
この日の私の任務は、現地に到着して段ボール箱を開けてから、約1時間で3つのテーブルを作ることでした。
限られた時間で、間に合うかどうか心配していましたが、
会場で皆さんにお会いし、料理の準備が始まると、そんな心配はどこかへ飛んでいきました。

料理を作る人、盛り付ける人、撮影する人。
会場のあちらこちらで手が動き、次第にハロウィンパーティーの空間ができあがっていきました。
私もコーディネートするのが楽しく、ワクワクしたのを思い出します。

黒を基調にした、大人のハロウィンテーブル
大人用のテーブルは、黒いクロスを基調にしました。
白い器とガラスの器を合わせ、オレンジ色のランタンや紙ナプキンをアクセントにしています。
テーブルの中央には、秋の木の実とパンプキンポット。
ガラスのコンポートにのせることで、目線の高さが生まれ、テーブル全体が立体的になります。

ハロウィンだからと、特別なコーディネート用品をたくさん用意したわけではありません。
拾ってきた木の実や松ぼっくり、家にあったワインのコルクなど、身近なものを使いました。
料理を盛り付ける場所を残しておく
料理が並ぶ前のテーブルを見ると、何も置かれていない場所があります。
これは、料理家の皆さんが持ってきてくださる料理を、その場で盛り付けるための余白です。
また、ガラスのコンポートの上には、あらかじめガラスの皿を重ねました。

最初の料理を盛り付けた皿を取れば、その下に次の料理を盛る場所が現れます。
限られたテーブルの上で、料理を次々と盛り付けるための工夫です。
前菜用の大皿には、小さなカップを並べておきました。
料理がまだ入っていない状態でも、小さな器を並べておくと、盛り付ける場所と量が分かります。
料理が届いてから慌てて器を探さずに済むことも、大人数のパーティーでは大切です。
器がそろわなくても、紙ナプキンでまとまりを
大人数の時は、器がそろわないこともありますよね。そんなときは、何か1つ(今回は紙ナプキン)を揃えています。
大きめの器には、紙ナプキンを縦半分に折って入れました。
小さめの器には、三角に折った紙ナプキンをくるくると巻いて、高さを出しています。
器の形や大きさが違っても、同じ色の紙ナプキンを使うと、テーブル全体に統一感が生まれます。

同じ料理でも、平らな器に盛るのか、小さなカップに盛るのかで印象が変わります。
器をそろえることよりも、それぞれの料理がきれいに見え、取りやすいことを優先しました。
ワインのコルクを箸置きとカード立てに
親しい方との気軽なパーティーなので、料理はお箸でも食べやすいようにしました。
箸置きに使ったのは、ワインのコルクです。
そのまま置いてもよいですし、転がる場合は底を少し平らにすると安定します。

コルクに切り込みを入れると、料理名などを書くカード立てにもなります。
黒い紙に白い文字を書けば、ハロウィンのテーブルにもよく合います。
かぼちゃの飾りを付けた串は、クリップに挟み、コルクに刺して立てました。
小さな飾りでも高さを出すことで、テーブルに楽しい動きが生まれます。

テーブルは、料理が盛られて完成します
私が作りたかったのは、飾ることだけを目的にしたテーブルではありません。
料理を盛り付けやすく、取り分けやすく、みんなが食べやすいテーブルです。
器だけが並んだ状態を見て、
「ここに早く料理を盛り付けたい」
と思っていただけるように準備しました。

おもてなしを一人で頑張らない、持ち寄りパーティー
持ち寄りパーティーでは、あらかじめ料理の担当を決めておくと、一人ですべてを準備しなくても、豊かな食卓になります。
料理を持ち寄り、みんなで盛り付け、みんなで食卓を囲む。
作る人も無理をせず、食べる人と一緒に楽しめます。

この日の会場も、料理を作る音や笑い声でとてもにぎやかでした。
今振り返ると、私が大切にしてきた「囲みごはん」と、「料理を作る人の心が楽になる」という思いにつながる一日だったように感じます。
15年近く前のイベントですが、家にあるものを生かすこと、料理のための余白を作ること、おもてなしを一人で頑張りすぎないことは、今の食卓にも通じています。
料理家の皆さんの料理と盛り付け
このテーブルに並んだ料理と、盛り付けの工夫をそれぞれの記事でご紹介しています。
👉 ヤミーさんの鶏肉のガランティーヌ|紫と白で作る大人の一皿
👉 岸田夕子さんのパーティーナチョス|器で楽しむ3つのアイデア
👉 vivianさんの職人技|3段フォンダンケーキと目玉ケーキ
ハロウィンのテーブルアイデア
子どもが小さかったころから、家族や友人と楽しんできたハロウィンテーブルもまとめています。
👉 子ども向けの食卓から大人のおもてなしまで|ハロウィンのテーブルアイデア
おうちのハロウィンは、立派な器や特別な飾りがなくても楽しめます。
いつもの料理に少しだけ色を添えて、無理をせず、作る人も一緒に楽しめる食卓になりますように。