
盛り付け・テーブルコーディネート/かめ代。
みなさまこんにちは。料理家の「かめ代。」です。
レシピと暮らしのサイト kameyo にお越しいただきまして、大変ありがとうございます。
今回は、2012年に開催されたcotta主催「最上級ハロウィン&ホームパーティー」で、料理研究家のヤミーさんが作ってくださった「鶏肉のガランティーヌ」の盛り付けをご紹介します。
紫と白に色をしぼり、シックな大人のハロウィンをイメージして盛り付けました。
一つのお皿だけでなく、隣に置く料理との色の組み合わせを考えて、テーブル全体を整えた思い出の一皿です。
目次
料理家6人で作ったハロウィンパーティー
ヤミーさん、岸田夕子さん、vivianさん、五十嵐豪さん、五十嵐ゆかりさん、そしてテーブルコーディネートを担当した私、かめ代の6人で、ハロウィンのホームパーティーテーブルを作りました。
それぞれの料理家の方が担当料理を持ち寄り、私は当日、料理を盛り付け、テーブル全体をコーディネートする役を担当。
一人で料理からテーブルまで作るのとは違い、個性豊かな料理を受け取り、それぞれの魅力を生かしながら、一つのテーブルとしてまとめていく仕事です。今振り返っても、とても楽しく、貴重な経験でした。
ヤミーさんの「鶏肉のガランティーヌ」

ヤミーさんが用意してくださったメイン料理は、鶏肉のガランティーヌ。
開いた鶏肉で、豚ひき肉やベーコン、ピスタチオなどを包み、巻いて仕上げた華やかなお料理です。
ヤミーさんから、ガランティーヌは、イギリスのヴィクトリア時代にピクニック料理としても親しまれた料理だと教えていただきました。
料理は、ただ味わうだけでなく、作った方からその料理にまつわる物語を伺うと、何倍も楽しく、おいしく感じられるものですね。
この日は、甘酸っぱくスパイシーなカシスソースを添えて。しっとりとしたお肉の中に見えるピスタチオの色と食感も楽しく、パーティーのメインにふさわしい、最高においしい一品でした。
紫と白に色をしぼった盛り付け

料理そのものに十分な存在感があったため、盛り付けは色数を増やさず、紫と白を基調にしました。
白い器に紫キャベツを敷き、その上に切り分けたガランティーヌを、円を描くように盛り付けます。

仕上げに、深い紫色のカシスソースを添えて。
白い器とガランティーヌのやわらかな色合いに、紫キャベツとカシスソースの濃い色が加わることで、落ち着きのある大人の一皿になりました。
一皿だけで色を完成させない
この盛り付けで大切にしたのが、「一皿だけで、すべての色をそろえない」ということでした。
ガランティーヌの隣には、五十嵐豪さんの、黄色・黒・緑を使った楽しい前菜の皿を置きました。

紫と白でまとめたシックな一皿と、黄色・黒・緑のかわいらしい一皿。
印象の違う二つの料理を近くに置くことで、お互いの色と雰囲気が、より引き立つように考えました。
家庭のパーティーテーブルにも役立つ色合わせ
この考え方は、家庭のパーティーテーブルにも取り入れることができます。
一皿の色を2~3色にしぼる
すべての料理をカラフルにするのではなく、白と緑、赤と白、紫と白など、一皿ごとに主役となる色を決めます。
隣には違う色の料理を置く
落ち着いた色の料理の隣には明るい色の料理を置くなど、隣り合うお皿の印象を変えると、どちらも引き立ちます。
離れてテーブル全体を見る
一皿ずつではなく、少し離れたところからテーブル全体を眺めます。
同じ色が一か所に集まりすぎていないか、明るい料理と落ち着いた料理のバランスが取れているかを確認すると、整えやすくなります。
このイベントで、ヤミーさんとは初めてお会いしました。それまでテレビなどで拝見していたため最初はとても緊張しましたが、とっても気さくで楽しい方で、ずっと前から知り合いだったような温かな気持ちになったことを覚えています。
料理のお話を伺いながら、テーブルを囲んだ、懐かしく大切な一日でした。
この料理を盛り付けたハロウィンテーブル
今回の料理は、料理家の皆さんが集まった持ち寄りパーティーで、黒を基調にした大人のハロウィンテーブルに盛り付けました。
テーブル全体のコーディネートはこちらでご紹介しています。
👉 【ハロウィンのテーブルコーディネート】黒を基調にした大人6人の持ち寄りパーティー
料理家の皆さんの料理と盛り付け
このテーブルに並んだ料理と、盛り付けの工夫をそれぞれの記事でご紹介しています。
👉 ヤミーさんの鶏肉のガランティーヌ|紫と白で作る大人の一皿
👉 岸田夕子さんのパーティーナチョス|器で楽しむ3つのアイデア
👉 vivianさんの職人技|3段フォンダンケーキと目玉ケーキ
ハロウィンのテーブルアイデア
子どもが小さかったころから、家族や友人と楽しんできたハロウィンテーブルもまとめています。
👉 子ども向けの食卓から大人のおもてなしまで|ハロウィンのテーブルアイデア
おうちのハロウィンは、立派な器や特別な飾りがなくても楽しめます。
いつもの料理に少しだけ色を添えて、無理をせず、作る人も一緒に楽しめる食卓になりますように。