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  • 投稿日:2026.9.29

【ハロウィンケーキ】vivianさんの職人技|3段フォンダンケーキと目玉ケーキ

vivianさん制作のハロウィン3段フォンダンケーキ
ケーキ制作/vivianさん
テーブルコーディネート/かめ代。

2012年に開催された「最上級ハロウィン&ホームパーティー」。
この日、驚くほど精巧なハロウィンケーキを作ってくださったのが、パンとお菓子作りの名手、vivianさんです。

細く絞られたクモの巣。
黒いリボンをまとった3段のケーキ。
血走った目玉の花や、小さなかぼちゃの飾り。
この世に、こんなハロウィンケーキを作れる人がいるなんて……。
完成したケーキを目の前にしたときの驚きと感動は、15年近くたった今も、はっきりと覚えています。

料理家・料理ブロガー6人で作ったハロウィンパーティー

このイベントには、ヤミーさん、岸田夕子さん、vivianさん、五十嵐豪さん、五十嵐ゆかりさん、そしてテーブルコーディネートを担当した私、かめ代の6人が参加しました。

それぞれが料理を持ち寄り、私は料理に合わせて器を選び、ハロウィンのテーブルに盛り付けていきました。

vivianさんとは、この日が初対面。
同年代ということもあり、初めてお会いしたとは思えないほど、すぐに打ち解けたことを覚えています。
そして、ずっと楽しみにしていたのが、vivianさんの手作りハロウィンケーキでした。

会場で始まった、迷いのない職人仕事

vivianさんは会場に到着すると、持参した道具をさっと取り出し、ケーキの仕上げを始めました。
作業が始まった瞬間、表情も手の動きも職人そのもの。動きが速く、迷いがありません。

何をどこに置くのか。どの順番で仕上げるのか。すべてが頭の中に入っているようで、次々とケーキが組み上がっていきました。

会場でハロウィンケーキを仕上げるvivianさん

 手早い手早い、迷いなし!! 美しすぎて見とれてしまいました。

細いクモの巣をまとった3段フォンダンケーキ

ケーキは、チョコレートケーキをマジパンで覆い、その上にシュガーペーストを重ねたフォンダンケーキ。
持ち運びを考えた土台作りから、会場での仕上げまで、きちんと計算されていました。

ハロウィンカラーで作られた3段のケーキに、細いクモの巣が一本ずつ描かれていきます。

フォンダンケーキに細いクモの巣を描く制作工程
フォンダンケーキに細いクモの巣を描く制作工程

土台は、ハロウィンカラーの三段ケーキ!

ハロウィンカラーで作られた3段フォンダンケーキ

さらに大きな黒いリボン、

黒いリボンと血走った目玉の花のケーキ装飾

すごい早さでどんどんのせていきます。

黒いリボンと血走った目玉の花のケーキ装飾


かぼちゃの飾りも様々な色合いでたくさん。

フォンダンケーキに飾られたハロウィンのかぼちゃ

血走った目玉の花を加えると、vivianさんにしか作れないハロウィンケーキが完成しました。

クモの巣や目玉を飾ったハロウィンフォンダンケーキ

少し不気味なのに、どこかユーモラス。

大胆なデザインの中に、とても繊細な仕事が詰まっています。

近くで見ても美しく、離れて眺めても圧倒的な存在感。

ハロウィンパーティーの中心に置かれた、まさに作品と呼びたくなるケーキでした。

食べるために用意してくれた「メンタマケーキ」

vivianさんは、みんなで食べられるように、もうひとつケーキを用意してくれていました。

その名も「メンタマケーキ」。

目玉ケーキに赤い血管を描くvivianさん

チーズ風味のケーキを丸く仕上げ、表面に血管を描いた目玉のケーキです。

見た目は迫力満点ですが、食べるとふんわりやわらかく、甘さも控えめ。

チーズの風味がとてもおいしく、見た目との違いにも驚かされました。

チーズ風味で作られたハロウィンの目玉ケーキ

当時中学生だった娘も、

「きゃりーぱみゅぱみゅみたい!」

と大喜び。2012年らしい、懐かしいひと言も思い出として残っています。

     

「こっちは、ちょっと甘いで~」

展示用の3段ケーキも、みんながどうしても食べてみたくなり、お願いして切ってもらうことになりました。

「こっちは、ちょっと甘いで~」

と、いつもの楽しい調子で!vivianさんが、笑いながら切り分けてくれました。

切り分けた3段フォンダンケーキの断面

外側だけでなく、切った断面まで美しいケーキ。
中のチョコレートケーキはしっとりとしていて、みんなでわいわい言いながらいただきました。

残ったケーキをめぐって、思わず取り合いになりそうなほど。
あの場のにぎやかな笑い声まで、写真を見るとよみがえってきます。

職人であり、愉快で楽しい人

緻密な作業に入ると、一瞬で職人の顔になるvivianさん。
その一方で、作業を離れると、とても愉快で楽しく、まわりの人を笑顔にする方です。
これほど繊細で完成度の高いものを作りながら、ご本人は気取ることなく、とても自然体。

この日、すぐそばでvivianさんの技術を見ることができたこと。たくさん笑ったこと。
今でも大切に残しておきたい、楽しい貴重な思い出です。

この料理を盛り付けたハロウィンテーブル

今回の料理は、料理家の皆さんが集まった持ち寄りパーティーで、黒を基調にした大人のハロウィンテーブルに盛り付けました。

テーブル全体のコーディネートはこちらでご紹介しています。

👉 【ハロウィンのテーブルコーディネート】黒を基調にした大人6人の持ち寄りパーティー

料理家の皆さんの料理と盛り付け

このテーブルに並んだ料理と、盛り付けの工夫をそれぞれの記事でご紹介しています。

👉 ヤミーさんの鶏肉のガランティーヌ|紫と白で作る大人の一皿

👉 岸田夕子さんのパーティーナチョス|器で楽しむ3つのアイデア

👉 五十嵐豪さん・五十嵐ゆかりさんの前菜とドリンク

👉 vivianさんの職人技|3段フォンダンケーキと目玉ケーキ

ハロウィンのテーブルアイデア

子どもが小さかったころから、家族や友人と楽しんできたハロウィンテーブルもまとめています。

👉 子ども向けの食卓から大人のおもてなしまで|ハロウィンのテーブルアイデア

おうちのハロウィンは、立派な器や特別な飾りがなくても楽しめます。

いつもの料理に少しだけ色を添えて、無理をせず、作る人も一緒に楽しめる食卓になりますように。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

家庭料理、行事食、お弁当、囲みごはんなど、毎日の暮らしに寄り添うレシピを提案しています。
「料理を作る人の心が楽になる」レシピと暮らしをお届けします。