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【春の副菜】グリンピースの塩浸し|素材の甘さを楽しむ簡単レシピ

春のほんの短い時期だけ出回る、生のグリンピース。
ほくほくとした食感と、やさしい甘みが魅力の旬の豆です。

今回は、いちばんシンプルで、いちばん好きな食べ方「塩浸し」のレシピを。
ほんの少しの塩でゆでて、そのまま浸すだけ。驚くほど甘くて、スプーンでぱくぱく、止まらなくなります(笑)。

季節の味を、できるだけ手をかけずに。ぜひ一度お試しください。

(材料)作りやすい分量

・グリンピース さやからだして200g
・水 3カップ
・塩 小さじ1/2
・酒 大さじ1

(作り方)

① グリンピースはゆでる直前にさやから出す(出してから時間がたつときは、乾燥 & 劣化するため水につける)。
② 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら塩と酒をいれて、①を入れて2分程度煮る。
③ ②の鍋を鍋ごと氷水等に入れて冷やす。(浮かんだグリンピースが空気にふれてしわがよらないよう、上にキッチンペーパー等を置く。大きなボウルがないときは、フライパンに氷水をはって鍋をいれて冷やすと便利です。)
  グリンピース
④ ③の粗熱がとれて冷えたら、ゆで汁ごと密閉容器等に入れて冷蔵庫へ。

※2~3日はもちます。グリンピースは冷めると底にしずみますので、もうキッチンペーパーはとっても大丈夫です。
※うまみの出た煮汁も一緒に美味しくいただけるように、塩辛くない塩分量(0.5%)でゆでてそのまま冷やしています。お好みの塩分量で調整してください。
※食感が残るよう、固めに茹でています。余熱でも火が通りますが、味見して調整してください。

シンプルなのに奥深い、塩浸しのこだわり

実は昔、グリンピースがちょっと苦手でした。
でも10年以上前になりますが、料理教室で、ぷりっと固めに茹でたものを味見してびっくり!
実家の母の茹で方は、食べやすくしっかりやわらかく煮たグリンピースでした。
私は、甘みと食感を楽しめる“固め派”だったのだと気がついたのです。

いろいろ試してみて、最終的にたどり着いたのは、酒と塩だけで煮るごくごくシンプルな塩浸し。
塩は、グリンピースの甘みを引き立てる0.5%の薄味に。
やっぱりシンプルがいちばん。煮汁ごと、スプーンでモリモリ食べたくなります。

グリンピース

     

グリンピースの楽しみ方

肉大根のトッピングにちらしてみたり・・・。

    

煮汁でごはんを炊いて、炊き上がってからプルプルのグリンピースを混ぜたり。

     

↓他にもおすすめレシピがたくさんあります。旬の味をお楽しみください。

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

シンプルで作りやすい家庭料理を考案する料理家。
家族や友人と楽しむ「囲みごはん」を大切にし、30年以上にわたりホットプレートレシピを発信。「ホットプレート料理の母」として親しまれている。
お弁当愛好家としても活動し、メディアで紹介したお弁当レシピは800以上にのぼる。
企業向けのレシピ開発や、連載のレシピやコラムの執筆、料理撮影を中心に活動中。
近年は、自身の更年期の経験をもとに「大人の2品献立」を研究。
健康的で満足感のある献立作りを追求している。