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春分。春のお彼岸の期間ですね。季節の変わり目。今年もお墓参りをして静かに過ごしています。
母の小豆あんの覚え書きを忘れないようにまとめています。
小豆あんは、色々な作り方があり、小豆も浸水する派としない派と。
ご家庭でそれぞれで楽しいですね。
母の作り方は、昔から変わらずしっかり浸水してコトコト煮る煮方です。

母と作っていたら可愛らしくて(笑)、私への煮方の注意事項の説明が、
「豆は、煮ている途中で人が来たりしたら途中でもええから火をとめて蓋をして。」
「お客さんが帰ってからまた炊けばええからな。急いだらいけんよ。」
「もし、トイレに行きたくなったら、途中でもええから火をとめて蓋をして。」
「また炊けばええからな。急いだらいけんよ」
「電話がかかってきたら、途中でもええから火をとめて蓋をして。」
「また炊けばええからな。うっかり焦がしたらいけんよ。」
・・・と、色々なパターンで(笑)。
とにかく火から離れる時は、途中で火を消しても大丈夫。
じっくりじっくり落ち着いて煮る。続きをまた煮ればいいんだよと、言いたかったようです。
【覚え書き】
母は、16時間程度浸水。
浸水した水を一回捨てて、新しい水で軽く煮た後渋きりは1回。
新しい水を入れてコトコト。
小豆がやわらかく煮えたら砂糖は3回に分けて。
砂糖は、最近は乾小豆の重量の95~98%。
アクをとりながらコトコト煮たら、小豆のぜんざいの完成。
煮る時間の合計は4時間くらい。
そこから、ヘラで道ができるくらいまでさらに煮たら、小豆のあんの完成。
塩は、母の適当(笑)の分量で。
わかっているのですが、同じように煮ても、なかなか母の小豆あんにならないのが不思議。
私の友人は、母の手から遠赤外線か何かが出てるのでは(笑)というのですが、本当にそうかもと思ってしまいます。
おはぎを作るときは、我が家は、もち米とうるち米は1:1で、炊きたてをはんごろし(粒が残るくらいにつきます)。
丸く形を作っておきます。
濡らしたガーゼに作ったあんを広げて、

まるめたごはんをのせて。

あんをまわりにつけていきます。


今年のお彼岸は、ちょうど春分の日に実家に墓掃除に帰ることができて。
あの世の父とお墓でたくさん話をして。
この世の元気な母と姉とたくさん話をして。
とてもいい天気で暖かくて。お墓がきれいになって。本当に幸せな1日でした。
母の小豆あん。
私にとっては最高の小豆あんです。これ以上のおやつはどこにもありません。
持たせてくれたので、今朝も朝ごはんにいただきました。

生まれてからずっと、実家では「おはぎ」と呼んでいましたが、
春のお彼岸には、春の花の「牡丹」のように、大きめで丸く作って「ぼたもち」、
秋のお彼岸には、秋の花の「萩」のように、小さく楕円で作って「おはぎ」と呼ぶとか。
今回は大きくて丸いから!まさに「ぼたもち」!
なんて思うのも楽しく。
今年の秋も、母の「おはぎ」が食べたい。
来年の春も、母の「ぼたもち」が食べたい。
もうすぐ90歳の母。
元気でいて欲しいものです。

両家のお墓参りをして。心が落ち着き、私にとっては最高の春のお彼岸でした。
春の彼岸の期間は3月23日(月)まで。穏やかに過ごしたいとおもいます。
毎年代わらぬお彼岸を過ごしています。
👉3月20日 春分|春のお彼岸の行事食「ぼたもち」