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3種のきのこを炒めるのがコツ「きのこの炊き込みご飯レシピ」 うまみが凝縮!

料理・撮影 かめ代。

シンプルなきのこだけの炊き込みご飯。
生のままではなく、フライパンでしっかり香ばしく焼いてから炊くと驚くほどおいしくなります。
炒める時に、分量の塩で下味をつけておくと、きのこの水分が蒸発しやすくうまみが凝縮!
ほんのひと手間でとても香ばしくおいしくなりますので、是非おためしください。

調理時間 60分

材料(4人分 茶碗4杯分)

米 2合(洗ってザルにあげておく)
きのこ類 200g(エリンギ、エノキダケ、シメジの3種使用)
油 小さじ1(香りのないもの)
塩 小さじ1/3
酒 大さじ2
醤油 大さじ1
出汁 2カップ

作り方

1.3種のきのこを用意する

エリンギは横半分に切ってから縦に薄切りにする。
エノキダケは石づきを落として3cm幅に切る。
シメジは石づきを落としてほぐす。

2.フライパンできのこをこんがりと焼く

フライパンに油を入れて中火で熱し、きのこと塩を入れてしんなりするまでしっかりと炒め、冷ましておく。

3.米の上にのせて炊飯する

炊飯器に米、酒、しょうゆを入れ、2合の目盛りまでだしを加えて混ぜ、②の香ばしく焼いたきのこをのせて炊く。

調理のコツと注意点

  • きのこは、複数の種類を合わせると食感も楽しくうまみもアップします。お好みのきのこ類で。炊き込みご飯の場合は、エノキダケを入れるのがおすすめです。うまみがしっかり出ます。
  • きのこ類を炒めるのは、強い香りのない油を使用してください。太白ごま油や菜種油、米油などがおすすめです。フライパンに広げて焼き目をつけながら、香ばしくしっかり炒めてください。
  • 酒や醤油など液体の調味料を入れる炊き込みごはんを炊飯器で炊く時は、まず調味料を入れてから、出汁を目盛りまで入れると、調味料分の水分が多くならず正確な水分量になります。今回のようにきのこ類もしっかりと焼いて水分を飛ばしておくと、水っぽくならず香ばしくおいしく炊き上がります。

保存

  • 冷蔵3日、冷凍2週間。

ご飯類は冷蔵すると乾燥するため、保存時は炊きたてを1膳分ずつラップで包んで小分け冷凍するのがおすすめです。食べる時にレンジ加熱して熱々をお召し上がりください。

楽しみ方

和の献立に合わせてお楽しみください。
炊き込みごはんに出汁を使うため、たっぷり出汁をひいて、他の献立も出汁を使う揚げ物(天つゆ)や汁物などにすると調理もスムーズです。

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かめ代。について

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

高等学校で家庭科を教えていた経験から丁寧で分かりやすいレシピ作りに定評があり、テレビ、雑誌、企業やCMのレシピ開発、料理イベント講師などで活動中。毎日の食事作りの負担を減らす「心がラクになる」レシピ作りを目指し、メディアで紹介した楽しいホットプレートレシピは300レシピ以上、毎週連載している手軽な2品弁当レシピは現在700レシピ以上を紹介している。著書に、「かめ代の節約毎日ごはん」(宝島社)、「ホットプレート黄金レシピ」(イカロス出版)、「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他。
1968年生まれ 岡山県倉敷市在住。