「恵方巻き」にたくさんの具を入れる場合の巻き方をご紹介します。
はじめて作る時は、具や寿司飯の量が多かったり少なかったりするとうまく巻けませんので、ご飯の量と具の量の分量を記載しています。お好みの具でお試しください。
具を手前から順番に置いて巻く方法もありますが、今回は、できあがりのイメージがわきやすい、具をひとつにまとめてぐるりとひと巻きする方法です。
調理時間 10分(具を用意する時間はのぞく)
目次
材料(太巻き 1本分)
寿司飯 茶碗1杯分(160g程度)
- 作りやすいすし飯の目安は、温かいご飯1杯分に対してすし酢(大さじ1)。切るように混ぜます。
海苔 全形1枚
具(7種の例 お好みで)
・スモークサーモン(1cm幅に切ったもの) 20g
・きゅうり(1cm角程度の棒状に切る) 1/8本
・アボカド(種をとって縦に16等分したもの3本
・カイワレ(根を切り落とす 1/4パック
・かにかまぼこ 3本
・くるみの甘辛煮 20g ※しいたけのうま煮等の代わりに使用
・卵焼き(1cm角の棒状のもの) 卵1/2~3/4個分
- くるみの甘辛煮は、フライパンにくるみ80gに対してしょうゆとみりん大さじ2を入れて中火で熱し、トロリとしてきたらわさび小さじ1/2程度を入れてからめます。しいたけの甘煮の代わりに。しっかり甘辛くします。
作り方
1.海苔に寿司飯を広げる
巻きすに海苔を横長に置き、(ザラザラした方を上に。寿司飯を左右と下は端まで広げる。上は3cmほどあけておく)。
※酢水を用意して手につけながら作業すると広げやすいです。
2.内側にも海苔と大葉を敷くと楽しい
半分に切った海苔を上端のすし飯の2cm程度下におく。手前の寿司飯の上には大葉を3枚置く。
※今回は、内側にも海苔を置いて切り口が楽しくなるようにしています。なくても、もちろんよいです。
3.形のはっきりしない具や滑りやすい具を先に並べる
バラバラしがちなくるみの甘辛煮を、大葉のむこうへ並べる。
くるみの上にカイワレ大根とアボカドを並べる。
※カイワレ大根は、端から葉がでるように両端にも置くと、カットした時に端も可愛らしく盛り付けできます。
4.形のはっきりした具や滑りにくい具を上に並べる
アボカドの上にスモークサーモンと卵焼きを置く。
※卵焼きも少し端からのぞくとカットした時に端が可愛いです。
手前にかにかまぼこを、きゅうりを一番むこうに置く。
※具だくさんのものを巻くときは、形のはっきりしたもので固いものをむこう側に置くと、巻くときに薬指で押さえることができるので巻きやすくなります。
5.一気に巻く
上に置いた海苔の端(寿司飯が2cm程度見えるくらい)を目指して、一気にぐるりと巻きすで巻いて両手でしっかりと形を整える。
6.海苔をしっかり巻く
巻きすを一旦あけて、コロコロと転がすようにして海苔を巻く。
※一旦巻きすをあけて、海苔がちゃんと巻いているか様子をみながら最後は手で巻く方が確実にきれいに巻けます。
7.形を落ち着かせる
端まで巻いたら巻きすで巻いてしっかりと形を整える。
8.好みの幅に切る
巻き終わりを下にしてお好みの幅で切る(恵方巻きの場合は、もちろん1本そのままでも)。
端をたてて盛り付ける時は、端は幅を大きめに切って、残りを4等分に切る。
- 切る時は一回ずつ包丁を濡れふきんで拭いて綺麗にして切ってください。
9.盛り付ける
端を後ろにたてて並べ、手前に4つの巻き寿司(下に3つ、上に1つ)盛る。
調理のコツと注意点
- すし飯を広げる範囲は、作り方の1のように、上部は空けて左右と手前は端まできれいに広げてください。
- 具の多い巻き寿司をきれいに巻く方法は、作り方の3と4にあるように、下に形のはっきりしない具を。上に巻きやすい形のはっきりした具をのせるとバラバラにならずにきれいに巻けます。
保存法
巻き終わった後、巻き終わりを下にすると海苔が密着します。
すぐに食べない場合は、乾燥しないようラップに包んで冷蔵保存してください。
楽しみ方
皿盛りにして、節分のピックなどを刺すとお子さま用のワンプレートにもなります。
福豆と一緒に。
カットせずに1本まるごと皿にのせても。
節分の日の献立は、我が家は、
・恵方巻き
・いわしフライ
・具だくさんの汁物
・恵方豆
と簡単な食卓ですが、毎年楽しみにしています。
毎年決まったものを頂くと、
「今年も無事に節分の日を迎えられた」
と、ホッとするものですね。節分の日の食卓をお楽しみください。
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