ホットプレートで楽しむ炊き込みご飯をご紹介します。
春の炊き込みごはんの代表は「たけのこ」。桜海老とたけのこの春色炊き込みごはん。
今回は出汁を使わずに塩昆布でとても簡単に作っています。
ホットプレートで作ると、底面全体に香ばしい「おこげ」がつくのが嬉しいですね。
残ったら、出し茶漬け風にしたり、雑炊にしたり。何度でも楽しめるのも、ホットプレート調理ならではの素晴らしさです。
(調理時間 30分 ※米の浸水時間をのぞく)
目次
材料(茶碗4~5杯分)
米 2合
水 500ml
酒 大さじ1
たけのこ 150g
塩 ひとつまみ
薄揚げ 1枚(50g) ※油ぬき不要のもの使用
桜海老(乾) 10g
きぬさや 30g
油 大さじ1
塩こぶ 30g
いりごま 大さじ1
- コンパクトホットプレート(内寸 約幅283mm×奥行き177mm×深さ29mm)のフラットプレート使用の分量です。
下ごしらえ
・米は研いで30分程度浸水させた後ザルにあげておく。
・たけのこは穂先はくし形切りに、根元は繊維を断ち切るようにいちょう切りにする。
・キヌサヤは筋をとる。薄揚げは縦半分に切ってから細切りにする。
- ホットプレート調理は加熱をはじめたら最後まで!
調味料や食材の下ごしらえをすませてから調理をスタートしてください。
作り方
1.具を炒める
ホットプレートに油を広げて中温(200度程度)で熱し、たけのこを両面こんがりと焼き、塩で下味をつけておく。
桜海老と揚げも入れて炒める。
2.米を入れる。
香ばしい香りがしてきたらドーナツ状に端によせて中央をあけ、米を入れる。
3.水と塩昆布を入れて沸騰させる
分量の水と酒、塩昆布を入れる
- 多量の冷たい水をプレートに入れると、機種によっては、急激な温度低下によって 、プレートの材質を傷めたり、再び温度が上がるまでに時間がかかることがあります。水は軽く温めてから入れることをおすすめします。
沸騰するまで平らにならしつつ煮る。
- 全体がしっかり沸騰しているのを必ず確認してください。
4.蓋をして炊く
グツグツと沸騰してきたら蓋をして低温(140度)にして12分加熱する。味見をして米に芯がなくなったら「切」にしてそのまま10分蒸らす。
- 加熱の途中(炊き上がり前)に、彩り野菜のキヌサヤを上に置いて蓋をしておくと、蒸し野菜ができます。
- 2分程度加熱。火が通ったら取り出して広げて冷ましておいてください。
5.しっかり混ぜて彩り野菜をちらす
ヘラ等で底から全体を混ぜる。半分に切ったキヌサヤといりごまをちらす。
おこげはお好みで!
食べる前に、高温(250度)で30秒程度加熱すると、底面にこんがりとおこげが楽しめます。様子を見ながら加熱時間を調整してお好みのおこげを!
コツと注意点
- たけのこは、香ばしく焼いて塩で下味をつけておくと、炊き込みごはんにした時に味ぼけしません(取り出してしょうゆをからめておいても◎。
- ホットプレートで作る炊き込みごはんは、たっぷりの具を先に炒めてから炊き込むことができるのが最大の利点です。具の甘みとうまみが引き出され、香ばしくおいしく仕上がり、さらにかさが減って具だくさんにすることができます。
- 多量の冷たい水をプレートに入れると、機種によっては、急激な温度低下によって 、プレートの材質を傷めたり、再び温度が上がるまでに時間がかかることがあります。軽く温めてから入れてください。
- 炊きムラができないよう、具はドーナツ状にして外側に。米は中央に入れると米の間に具が入らずに均一に炊けます。塩昆布は上にのせることで味が下にしみこんでいきます。
- 蓋を閉める前に必ずグツグツと沸騰しているのを確認してください。
楽しみ方
全体をしっかりと混ぜ、取り分けてお楽しみください。
たっぷり出来ますので、我が家は残ったら即小分け冷凍に。冷凍保存2週間可能です。
残った炊き込みごはんの活用法として、ひたひたに水を入れて塩昆布を適量たして高温で温めてください。
もみのりとわさびを添えると、とても美味しい出汁茶づけ風になります。
また、卵雑炊もおすすめです!
ひたひたに水を入れて、塩昆布を適量足して高温で熱し、沸騰したら溶き卵2個分を全体に流し入れます。
三つ葉やネギなどをちらして。卵がトロトロに固まったら保温に。
【補足】 ワイドタイプのホットプレートで調理する場合
4~5人分のワイドタイプのホットプレートで調理する場合は、材料は、米3合、水800ml、その他の材料はすべて1.5倍にしてください。
調理手順は全く同じですが、作り方 4 の工程で、沸騰後の蓋をしてからの加熱時間を3分程度多く⇒15分にして様子をみてください。