こんにちは。料理家の「かめ代。」です。レシピと暮らしのサイト kameyo を運営しています。
お弁当愛好家としても活動を続けており、メディアで紹介したお弁当レシピは800レシピ以上。
2015年5月から、日本最大級“朝のライフスタイルマガジン”「朝時間.jp」にて、「お弁当レッスン」を毎週連載中です。
今回は、定番の「そぼろ弁当」に是非お試しいただきたい基本の「卵そぼろ」の作り方をご紹介します。
ご家庭にある「小鍋」と菜箸で。細やかでしっとりとした卵そぼろが簡単にできます。コツをおさえて是非、お試しください。
(調理時間 3分)
目次
材料(1人分)
・卵 1個
・酒 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・塩 ひとつまみ
- 酒を入れると風味豊かにやわらかく仕上がりますが、水分を水にかえてもOK
用意するもの
・小鍋
・菜箸
作り方
1.小鍋にすべて入れてから火にかける
小鍋に材料をすべて入れてよく混ぜ合わせる。
- 冷たい状態でよく混ぜ合わせるのがポイントです。まだ加熱はしません。
2.たえず混ぜながら加熱する。
中火で熱し、絶えずかき混ぜる。
3.余熱を利用しつつ火を通す
鍋肌の卵が固まってきたら火をとめてそのままかき混ぜ続けながら余熱で火を通す
- 余熱で火を通すことにより、やわらかくしっとりとした卵そぼろになります。
- 菜箸を4本程度持つと、より細やかな卵そぼろになります。
※この程度になったら火をとめる。
余熱でかき混ぜ続ける。
余熱でポロポロになるまで火を通します。
コツと注意点
- できるだけ小さな鍋で。菜箸を多めに手にもってかき混ぜると細やかなそぼろになります。
- 火を止めてからもかき混ぜ続けることがポイントです。余熱でしっかり火を通してください。
お弁当への楽しみ方
肉そぼろなどと一緒に、そぼろ弁当に。
↓肉じゃがに合わせたり、コロッケ弁当のおともにも。
愛用中の弁当箱の一覧
お弁当連載でよく使用している弁当箱や、特に長年使い続けている弁当箱の一覧を記載します。
長く使える木製や金属製のものを愛用していますが、レンジ加熱ができるプラスチック製も重宝します。
購入の際の参考にしていただけましたら幸いです。
お召し上がりになる方の年齢や性別、生活活動強度により、お弁当箱の容量は調整してください。
木製 1段
様々なものがありますが、私が長年愛用しているのが、日本製の大館工芸社の「曲げわっぱ」の弁当箱です。
木製の弁当箱は色々と使ってきましたが、こちらの小判型は10年以上使い続けています。現役でまだまだ使えます。
木製2段
曲げわっぱの2段も重宝しています。特に丸型は可愛らしい和弁当に。
金属製(ステンレス)1段
ステンレス製は、洋風弁当の際によく使用しています。ソースやケチャップなどの色移りも気にせず詰めることができます。
金属製(ステンレス)2段
工房アイザワのステンレス製の弁当箱も、10年以上使い続けています。本当に丈夫。美しい弁当箱です。
金属製(アルミ)1段
容量280mlの幼児用のアルミ弁当箱です。無印良品のシンプルなものは名前を書いたりシールやマスキングテープなどでカスタマイズもできるのが嬉しいです。お子さまがお好きなキャラクターものも、もちろんおすすめです。
金属製(琺瑯)1段
野田琺瑯のレクタングル深型の小さめサイズを弁当箱として使っています。様々なサイズがありますので、お好みのものを。
プラスチック製
レンジ加熱ができるプラスチック製も、使い勝手がよいものです。こちらはオーエスケーの日本製のプラスチック弁当箱。耐冷耐熱で、冷凍から蓋をしたままレンジ加熱まで可能なのでとても重宝しています。空気弁の形がとてもシンプルなので洗い勝手もよいです。
スープジャー弁当
私が使用しているスープジャーは、サーモスの380mlのものです。具だくさんの汁物、メイン、麺類、雑炊などにおすすめです。スープジャーもサイズが色々とあるので、お好みのものを。
卵1個で作りやすい スリム型卵焼き器
卵1個で、ふっくらと美味しい卵焼きを作るには、「スリム型」の卵焼き器が必須です。
↓こちらは、お弁当作りの教室でも使用しているスリム型の卵焼き器です。こびりつきにくく、はじめて作る方も簡単に卵焼きができます。
関連記事
↓ 弁当箱の選び方を詳しくご紹介しています。
↓ お弁当の詰め方を詳しくご紹介しています。
お弁当関連著書
↓野菜のおかずのレパートリーに悩む方のためのお弁当作りの本です。前もって「野菜のおかずのもと」を作り、その作り置きを利用して、メインおかずやサブおかず等のお弁当おかずを展開していきます。
↓毎日忙しいみなさまや料理初心者のみなさまのための本です。作り置きおかずはなしでOK!食べきりの分量を、朝ササッと作れるおかずを集めています。基本をおさえつつ「料理のコツ」をご紹介しています。