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【特集】おせち料理 「皿盛り」 3品 5品 7品 11品 の盛り付け方 カジュアルおせち

調理・撮影 かめ代。

おせち料理を、少し華やかに盛り付けることができたら嬉しいですよね。
レシピもこちらのサイトですべてご紹介していますが、すべて手作りするのは大変だと思いますので、
1品でも2品でも作れるものだけ作って。
是非!スーパーなどで買ったものを盛り付けて楽しんでください。
重箱に詰める時は、しっかり量がないと隙間が出来てしまいますが、皿盛りはゆったりと気軽に好きな数だけ楽しむことができます。
今回は、1人分のおせちを、26~27cm程度の一般的な丸皿に気軽に盛り付ける方法をご紹介します。

おせちの盛り付け方

皿選びが肝心

たくさん盛り付けたい時は、シンプルな平皿でもOKですが、品数が少ない時は、是非、リム(ふち)のあるお皿を選んでください。
リムがあるだけで、盛り付ける数が少なくても寂しくなく、美しい見た目になります。
洋風の皿でも楽しめますので、和洋問わず、楽しんでみてください。

添え葉や飾りがあると安心

南天の葉や、千両や万両など、お正月にはスーパーでも、葉物が売られています。一枝でもいいので購入しておいてもらうと、葉の部分を切って、きれいに洗うと、添え葉として活躍します。
また、お正月のちょっとした縁起ものの飾りを皿に置くのもおすすめです。
ちょっと添えるだけでグンと見た目が上がるのでお試しください。

器を利用する

皿の上に食材だけを並べていくとバラバラになったりバランスがとりにくい場合があります。
黒豆などの自立しないものは器やグラスに入れたり、松葉に刺したり。
紅白なますなども、柚子カップに入れたり器にいれると見た目も可愛らしくスッキリとします。

奇数で盛り付ける

3品 5品 7品 ・・・など、奇数で盛り付けるとバランスよく盛り付けることができます。
9品は(苦しむ)というイメージがあるという説があり、おせち料理には好まれません。
それぞれの盛り付け方をご紹介します。

3品盛り

黒豆を器に入れて、紅白かまぼこ海老の香味焼きを。
リムのある丸皿で、添えの葉があると、3品でも寂しくなく感じよく盛り付けることができます。
器に入れた黒豆が最も高さが出るので、3品の場合は奥に配置しています。

調理・撮影 かめ代。

5品盛り

器に入れた黒豆を中心に、ぐるりと盛り付けると簡単にバランスがとれます。たたきごぼう、伊達巻き紅白かまぼこ海老の香味焼きを。葉があると、バランスがとれます。

調理・撮影 かめ代。

7品盛り

5品に、数の子のし鶏を加えて7品にしています。
少し窮屈な印象になります。この盛り方だと7品がMAXです。

調理・撮影 かめ代。

11品盛り

11品も皿に盛ると華やかで豪華な印象になります。器に入ったいくらと刺身のマリネ、柚子カップに入った紅白なますれんこんとサーモンのミルフィーユくるみ入りの田作りを追加しています。窮屈にならないよう、黒豆は高さのあるグラスに入れて上に。高さを出すとより華やかな印象になります。3品~7品でも、同様に高さを出しても素敵です。

調理・撮影 かめ代。

手作りおせちレシピ 全11品

11品の手作りおせちレシピをご紹介しています。

重箱で楽しむ

重箱は、蓋をすると乾燥せず、時間がたっても美しい状態で食べることができます。

皿盛りとともに、毎年のお正月でお楽しみください。

こちらは、重箱の詰め方です。

お雑煮などと一緒に。お正月の食卓をお楽しみください。

調理・撮影 かめ代。

1年のはじまり。思い出に残る素敵なお正月をお過ごしください。

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かめ代。について

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

高等学校で家庭科を教えていた経験から丁寧で分かりやすいレシピ作りに定評があり、テレビ、雑誌、企業やCMのレシピ開発、料理イベント講師などで活動中。毎日の食事作りの負担を減らす「心がラクになる」レシピ作りを目指し、メディアで紹介した楽しいホットプレートレシピは300レシピ以上、毎週連載している手軽な2品弁当レシピは現在700レシピ以上を紹介している。著書に、「かめ代の節約毎日ごはん」(宝島社)、「ホットプレート黄金レシピ」(イカロス出版)、「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他。
1968年生まれ 岡山県倉敷市在住。