
お正月の食卓を彩るおせち料理。
重箱に詰めるだけで一気に華やかさがアップします!
本記事では、初心者でも簡単にできるおせちの詰め方を、4つのステップでわかりやすく解説。
今回は、1人分11品を、重箱1段にぴったりと詰めます。
美しく整えるコツや、料理同士が引き立つ配置方法をご紹介します。
カジュアルで可愛い「ひとりおせち」。是非お試しください。
目次
おせちの詰め方
1.汁気のあるものを小さな器に入れて先に詰める
詰め方は基本の「市松」。箱を9区画に分けるイメージでまずは詰めます。
数の子、刺身系、紅白なます(小さな柚子カップに)入れたものを配置します。
単調にならないように、器に入っている3種を少しずらして(右上に1つ、中央に2つ)詰めます。

2.自立するものを詰める
器に入ったものの次に、形がはっきりとしていて自立するものを詰めます。これも単調にならないようにバラバラに詰めます。れんこんと生ハムのミルフィーユを左上、紅白かまぼこを左下に。のし鶏を右中央に。特に、のし鶏とかまぼこは横の線なので、近くにならないように離します。

3.たてかけて詰めるもの、隙間に入るものを詰める。
上部中央に、たたきごぼうをぴったりと縦に詰めます。のし鶏に、海老の香味焼きをたてかけるようにして詰めます。

4 形のはっきりしないものを詰める
伊達巻きを左中央に斜めにたてかけるようにして詰め、できた隙間に黒豆串を詰めます。
右下の隙間に、田作りを。
先に形のはっきりしたものを詰めて、できた隙間を埋めるように、形のはっきりしないものを最後に詰めてぴったりと詰めるがコツです。あれば南天などの葉物を添えて完成。

詰め方のコツを把握していただけましたでしょうか?
先に器に入れたものを配置し、自立した形のはっきりしたものを詰め、それを中心にして、たてかけたり隙間を埋めたりしていくと、とてもスムーズに詰めることができます。
ぴったりと詰めることが出来る、5寸の重箱に詰める1人分のレシピと分量を次にご紹介します。
手作りおせちレシピ 全11品
11品の手作りおせちレシピをご紹介しています。
1人分のおせち 全11品 分量
5寸に11品詰める際の、1人分の分量をご紹介しています











手作りおせち11品のレシピ
手作りおせちの簡単レシピ11品をご紹介しています。
おせち料理の楽しみ方
我が家は、家族にひとりずつ、この11品のひとりおせちを作り続けてきました。慣れると手順がよくなり、すぐにできるのも嬉しいところです。
前日や当日の朝作り、出来たてを楽しんでいます。

義父母が元気なころは、大勢ですごすお正月でしたが、現在の我が家はとても気楽に。揚げたての唐揚げやお雑煮と一緒に、少人数でコタツで楽しむおせちです。

品数が少ないときは、皿盛りもおすすめです。
スーパーなどで買ってきた縁起物で!盛り付けを楽しんでください。
👉「皿盛り」 3品・5品・7品・11品

お正月の食卓をお楽しみください。

おせち料理の詰め方
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出汁のとり方
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一緒に楽しみたいレシピ
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使用している重箱について
白木のナチュラルな重箱
重箱は、漆塗りのものをお正月は使うのが一般的ですが、最近は、カジュアルに白木の重箱を使う方も増えました。
おせち以外にも活躍するので、とても便利に使っています。
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↓白木の重箱は、福井県の松屋漆器店さんの重箱を愛用しています。
漆塗りの重箱
おめでたい日の重箱にぴったりな漆塗りの重箱。
我が家では、朱の漆塗りを愛用しています。
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朱の漆塗りは、食卓がとても華やかになります。
お正月はもちろんのこと、鏡開きや桃の節句など、お祝いごとにはとても重宝しています。



↓朱の漆塗りの重箱は、atakaya(福井県のあたかやさん)の重箱を愛用しています。
手作りから盛り付けまで。おせち料理をお楽しみください。