おせちの定番「数の子のお浸し」。家庭で作りやすい分量で作っています。
お浸しは、美味しい浸し汁につけていますので、我が家は、塩ゆでしたほうれん草とセットに。
野菜が不足しがちなおせちに、ほうれん草は嬉しいものです。是非セットでお楽しみください。
調理時間 30分(塩抜きや出汁浸しなどの浸し時間はのぞく)
目次
材料(作りやすい分量)
数の子(塩づけ) 200g
出汁 2カップ ※ 下記参照 出汁レシピ
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
薄口しょうゆ 大さじ2
かつおぶし 適量
ほうれん草の塩ゆで 適量(一束 100g程度)
↓0.5%の塩水
A 水 3カップ(600g)
A 塩 小さじ1/2(3g)
作り方
1.数の子の塩抜きをする
数の子はAの塩水に7~8時間程度浸けて塩抜きをする。表面の薄皮を剥いて好みの大きさに切る。
- 食べてみて、少し塩からいくらいの塩抜きで。途中1~2回、新しいAの塩水と取り替えてください。
2.浸し汁につける
小鍋にみりんと酒を入れて弱火で1分程度加熱してアルコール分を飛ばし、だし汁と薄口しょうゆと合わせて浸し汁を作って冷まし、①の水気をしっかりととって一晩つける。
- 水気をしっかりとった塩ゆでしたほうれん草もを4cm幅程度にカットして入れると、とても美味しいほうれん草のお浸しに。
- 詰める時は、器にほうれん草を敷いて、数の子にはかつお節をからめ。浸し汁も入れ、上にかつおぶしをさらにのせています。
3.調理のコツと注意点
- 数の子も、ほうれんそうも、水気をさらしなどで、しっかりととって浸し汁につけると、出汁をたっぷり吸って美味しいお浸しになります。
- 数の子は、かつおぶしとの相性がとてもよいので、盛り付ける時に、たっぷりとかつおぶしのせたりからめたりするのがおすすめです。
保存
- 冷蔵3日。冷凍2週間 。
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使用している重箱について
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↓朱の漆塗りの重箱は、atakaya(福井県のあたかやさん)の重箱を愛用しています。
手作りから盛り付けまで。おせち料理をお楽しみください。