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  • 投稿日:2026.8.22
  • 最終更新日:2026.10.13

【基本の筑前煮】フライパンで煮崩れしにくく|普段のおかず・おせちにも

筑前煮
調理・撮影 かめ代。 2022年12月9日号「さりお」掲載

根菜がおいしい季節に作りたい、家庭料理の定番「筑前煮」です。
鶏肉のうまみと干ししいたけの戻し汁を吸った、れんこん、ごぼう、にんじん。複数の食材を一緒に煮ることで、味わい深く、それぞれの食感も楽しめます。
普段のおかずにはもちろん、お正月のおせち料理にも。

(調理時間 60分)

材料(4~5人分)

・干ししいたけ 大3枚(20g程度)
・鶏もも肉 1枚(300g程度)
・こんにゃく 100g
・れんこん 1節(200g)
・ごぼう 1/2本(100g)
・にんじん 1/2本(100g)
・ごま油 大さじ1

【煮汁】

・干ししいたけの戻し汁 300ml
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・酒 大さじ3
・砂糖 大さじ1

【仕上げ】

・絹さや 5枚
・柚子の皮 適量

作り方

1.干ししいたけを戻す

干しシイタケは、2カップの水(分量外)につけて、冷蔵庫で1晩置いて戻す。石づきを切り落とし、4等分に切る(戻し汁は300mlとっておく)。

  • 干しシイタケは、低温・長時間でうまみがしっかりでます。前日から冷蔵庫に入れて一晩しっかり戻してください。大きめの干しシイタケ3枚(20g程度)を2カップ(400ml)の水で戻すと、300ml程度の戻し汁ができます。足りない場合は水を足して300mlにして調理してください。
しいたけを戻している様子
撮影 kameyo

2.材料を切る

鶏肉は余分な脂をとり、3cm角程度のひと口大に切る。ごぼうはたわし等でこすって洗い乱切りにする。レンコンと人参は皮をむいて乱切りにする。こんにゃくはスプーンで一口大にちぎり、アク抜き(下記参照)をしておく。

  • こんにゃくのアク抜きは色々な方法がありますが、煮物に使用する際は、砂糖を揉み込んで脱水させるのがおすすめです。水分と一緒にくさみがぬけ、その分煮汁がしみ込みやすくなります。今回の分量100gに対して小さじ1程度の砂糖をしっかり揉み込んで、出てきた水分を洗って水気を切って調理します。

3.食材を炒めて煮る

フライパンに油を入れて中火で熱し、鶏肉の皮側を下にして並べ入れ、両面焼いて一旦取り出す。

鶏を皮側を下にして焼く
撮影 kameyo

こんにゃく、れんこん、ごぼう、にんじんを順に入れて炒める。

根菜を炒める
撮影 kameyo

油が全体になじんだら、鶏肉を戻し入れ、干しシイタケとAの【煮汁】を加える。煮立ったらアクを取り、落とし蓋をして20分程度野菜がやわらかくなるまで煮る。

煮汁を入れて煮る
撮影 kameyo

4.煮汁を煮詰める

落とし蓋をとり、強めの中火にして、上下を入れ変えながら照りがつくよう、煮汁がフライパンの底に少量残る程度まで煮詰める。

煮汁を煮詰める
撮影 kameyo

5.冷まして器に盛る

火をとめ、時々全体を混ぜながら冷ます。器に盛り、お好みで絹さやと柚子皮を散らす。

筑前煮を重箱にいれて
撮影 kameyo

おいしく作るポイント

・今回の分量には、直径26~27cm程度のフライパンがおすすめです。具材が煮汁に浸かりやすいため、落としぶたをして煮る間は、無理に上下を返す必要がありません。小さめの鍋で作る場合は、途中で上下を返してください。

・筑前煮は、煮汁をしっかり煮詰めて具材へ味をからめます。ただし、煮汁が完全になくなるまで煮詰めると、冷めたときに乾燥してパサつきます。フライパンの底から3~5mm程度、煮汁を残して火を止めます。

・煮物は冷めるときに味を含みます。冷めるまで放置すると、上の具材は乾燥して味が薄く、下の具材は煮汁に浸かって味が濃くなり、味むらができることがあります。ときどき全体を混ぜながら冷ましてください。

・早く冷ましたい場合は、筑前煮をボウルなどへ移し、ボウルの底を冷水に当て、ときどき混ぜながら冷まします。

・保存する場合は、室温へ長時間置かず、粗熱が取れたら清潔な保存容器へ移して冷蔵してください。

 

楽しみ方

ふだんのおかずにもお弁当にも。

お正月のおせちにも重宝します。

筑前煮
調理 撮影 kameyo

普段のおかずにも、おせち料理にも

筑前煮は、鶏肉とたくさんの根菜を一緒に味わえる、昔ながらの家庭料理です。
普段のおかずやお弁当にはもちろん、絹さやや柚子の皮を添えると、お正月のおせち料理にもよく合います。
れんこん、ごぼう、にんじん、干ししいたけ。さまざまな食材の味と食感が重なった、しみじみとおいしい筑前煮をお楽しみください。

※本レシピは、「ポイントおさえて 定番料理をきちんとおいしく」vol.9として、さりお2022年12月9日号およびリビング岡山Webに掲載されたレシピを、許可をいただきkameyoへ収録したものです。

料理・スタイリング・撮影/かめ代。(亀山泰子)

【掲載元】
「筑前煮」リビング岡山Web

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執筆者プロフィール

かめ代。(料理家 亀山 泰子)

家庭料理、行事食、お弁当、囲みごはんなど、毎日の暮らしに寄り添うレシピを提案しています。
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