
おせちの定番「田作り」。
お子さまのおやつにもおつまみにも、とっても喜ばれる!くるみ入り&バター風味の田作りをご紹介します。
毎年、このレシピで作ってくださっている方も多い、とても手軽にできる!我が家の定番です。
やさしい甘さでタレも少なめにしています。
ついつい食べてしまうので(笑)食べ過ぎ注意!
ふだんのおやつとしてもお楽しみください。
調理時間 30分
目次
材料(作りやすい分量)
くるみ(ロースト) 100g
※ローストの方法は下記(調理のコツと注意点参照)
田作り 50g
バター 10g
A 砂糖 大さじ2
A みりん 大さじ2
A しょうゆ 大さじ2
A 酒 大さじ1
作り方
1.田作りを乾煎りする
フライパンに田作りを入れて弱めの中火で15分程度じっくりと乾煎りして、クッキングシートなどの上に取り出しておく。
- ポキッと折れるくらいカラカラに炒って火を通してください。


2.タレにからめる。
フライパンに残っている田作りの粉をきれいにふきとり、Aを入れて中火で加熱し、グツグツと煮立ったらバターを入れる。

くるみと田作りをすべていれてからめてトロリとしたら火を止める。
加熱しすぎると焦げ付くので早めに火を止めてください。

3.バラバラにして乾かす
クッキングシートに広げて乾かす。
- 冷めると飴状になりますので、ひとかたまりにならないよう、広げてバラバラにしておくのがおすすめです。

調理のコツと注意点
- 田作りは、煮干し(いりこ)と違って「素干し」です。火を通さずに干していますので、最初にじっくりと焼いてタレをからめます。田作りがない場合は煮干しで代用可能ですが、煮干しは煮て火を通してから干していますので「そのまま食べれる」タイプもあります。最初に軽く炒ってすぐに②の工程でタレをからめてOKです。ただ、塩分がしっかりついている商品もありますので、食べて醤油の量を調整してください。
- くるみは素焼きしているものはそのままご使用ください。生くるみを使用する際は、オーブンの低温(150度程度)で10分~15分焼くか、フライパンで弱めの中火で2~3分程度乾煎りしてから使用してください。くるみは油分が多いので焦げやすいため、途中こまめに様子をみながら焼いてください。
保存
- 冷蔵5日
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使用している重箱について
白木のナチュラルな重箱
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↓白木の重箱は、福井県の松屋漆器店さんの重箱を愛用しています。
漆塗りの重箱
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我が家では、朱の漆塗りを愛用しています。
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↓朱の漆塗りの重箱は、atakaya(福井県のあたかやさん)の重箱を愛用しています。
手作りから盛り付けまで。おせち料理をお楽しみください。