こんにちは。料理家の「かめ代。」です。レシピと暮らしのサイト kameyo を運営しています。
お弁当愛好家としても活動を続けており、メディアで紹介したお弁当レシピは700レシピ以上。
現在は、みなさまの朝の憂鬱を吹き飛ばすラクラク「2品弁当レシピ」を、ライフスタイルマガジン「朝時間.jp」にて、毎週連載中です。
今回はお正月の「おせち」作りのストレスをなくし、「心を楽に」心穏やかに楽しくお正月準備をしていただく方法をご紹介。心が楽になる「3品おせち」と盛り付け方をご提案します。
目次
今年のおせちは3品に絞る
おせち料理は、縁起物とも言われ、一品一品に意味やいわれがあります。
料理に込められた意味を知って、縁起のよい食材を揃えてハレの日を祝いたいものですが、たくさんの品数は大変ですよね。
まずは、大切な日本の行事が憂鬱にならないよう、自分や家族が好きなものだけ3品だけ選ぶのはいかがですか?
我が家の場合は、以下の3品。黒豆煮は買ったり用意しておいたら、お正月の朝 30分で完成するおせちプレートです。
紅白かまぼこ
「紅白かまぼこ」のおめでたい色合いは、おせち料理にぴったり。
お正月用の高価なかまぼこではなくても、いつものスーパーで買うかまぼこを早めに買っておいてください。
簡単な飾り切りをすると、おせちにもぴったりな祝いかまぼこになります。わさび醤油等を添えて酒の肴にもなります。
↓こちらでは、とても簡単な手綱かまぼこの作り方をご紹介しています。
えびの香味焼き
えびは、長いひげや、腰が曲がっている様子から「長寿」をあらわすといういわれもあり、朱色が美しく、慶事にはよく使われる食材です。おせちにも是非入れたいものの1つです。
我が家で一番人気なのが「えびの香味焼き」。
小さなお子さまでも食べやすく、開いた背にソースを塗ってトースター等で焼くだけという手軽さながら、美味しくて、おもてなしのオードブルによく作ります。
↓えびの香味焼きのレシピをご紹介しています。
[nlink url=”https://kameyogohan.com/recipe/osechi006/”]
黒豆煮
「色黒々とまめ(元気に)過ごせますように」という願いをこめたと言われる「黒豆煮」。
黒豆煮は日持ちがして、冷凍保存もできますので、早めにコトコト炊いておけるので重宝します。
「黒」が入ると、おせちの色合いがグッとしまり、高級感やお正月らしさもでます。
「ほんの少し欲しい。」場合は、スーパーやコンビニ等で、小さなパックを1袋買うのもおすすめ。
あれば松葉にさして黒豆串にしたり、少し金粉をちらしたりお好みで。
↓黒豆煮のレシピをご紹介しています。
[nlink url=”https://kameyogohan.com/recipe/osechi011/”]
お好みのおせち3品をセレクトしてください
こちらのサイトでは、我が家で作り続けてきた、ご家庭で簡単にできる手作りおせちレシピ11品もご紹介しています。
上記の3品が好みでなかったら、他のお好みの3品をセレクトしてください。
手作りが大変だったら、スーパーやコンビニで購入しても、もちろんOK!
↓11品の簡単おせちレシピをご紹介しています。
おせち3品のワンプレート盛りのコツ
皿選びが肝心
たくさん盛り付けたい時は、シンプルな平皿でもOKですが、品数が少ない時は、是非、リム(ふち)のあるお皿を選んでください。
リムがあるだけで、盛り付ける数が少なくても寂しくなく、美しい見た目になります。
洋風の皿でも楽しめますので、和洋問わず、楽しんでみてください。
添え葉があると見た目が上がる
庭の南天の葉や、千両や万両などを添え葉に。お正月にはスーパーでも、葉物が売られています。
一枝でいいので購入しておくと、葉の部分を切ってきれいに洗って添え葉として活躍します。
ちょっと添えるだけでグンと見た目が上がるのでお試しください。
器を利用する
皿の上に食材だけを並べていくとバラバラになったりバランスがとりにくい場合があります。
黒豆などの自立しないものは器やグラスに入れるのが◎
背の低い器はどこに置いてもOK。背の高いグラスに入れた場合は、中央や後ろに置くとバランスがとりやすいです。
おせち3品の盛り付け法
黒豆煮を器に入れて、紅白かまぼこと海老の香味焼きを。
リムのある皿で、添えの葉があると、3品でも寂しくなく感じよく盛り付けることができます。
器に入れた黒豆が最も高さが出るので、3品の場合は奥に配置しています。
余力があるときは品数を増やして
3品ではなく、もう少し品数を増やしたいなというときは、和食は奇数で増やしていきます。
↓こちらに、品数を増やした時の盛り込み方もご紹介していますので参考にしてみてください
おせち3品と一緒に楽しみたい献立例
気軽な縁起物3品と一緒に楽しむお正月の食卓。合わせたいレシピをご紹介します。
お雑煮
お正月にお雑煮はかかせないもの。
こちらは、昆布とかつおの1番出汁に、鶏むね肉のうまみもプラスしたお雑煮です。
しっかりとしたうまみがとても美味しいです。お好みの具で。
↓レシピはこちらから
手作りおせち「雑煮」鶏出汁で味わい深く |
筑前煮
鶏にたくさんの根菜。栄養たっぷりの筑前煮はふだんの食卓にもおせち料理にもとてもおすすめです。
↓レシピはこちらから。簡単ながら味しみのコツもしっかりお伝えしています。是非1度お試しください。
基本の「筑前煮」レシピ 定番料理をきちんとおいしく おせちにも
おでん
熱々のおでんは、冷たい料理が並びがちなお正月の食卓に嬉しいものです。我が家のおでんレシピです。
↓レシピはこちらから
濃厚な鶏手羽先のうまみが広がる「鶏出汁のおでんレシピ」おすすめの〆の2品も是非!
今年は心が楽なお正月に
縁起物のおせち料理は好物の3品だけ。
あとは、雑煮やご自分や家族が好きなものだけ・・・と決めておくと、とっても心が楽になります。
時間も体力もお金もできるだけかけない年末年始もよいものです。
気力・体力・財力は、来る新年にむけて蓄えておいてください。
みなさま、よいお年をお迎えください。
おせち料理関連 特集記事
↓当サイトでご紹介しているおせちにおすすめのレシピや詰め方、盛り付け方をご紹介している記事です。
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