とても気軽なカジュアルおせちはいかがですか?
レシピもこちらのサイトですべてご紹介していますが、すべて手作りするのは大変だと思いますので、
1品でも2品でも作れるものだけ作って。
是非!スーパーなどで買ったものを詰めて楽しんでください。
今回は、1人分のおせち(全11品)を、5寸の重箱(15cm角)1段に詰める方法をご紹介します。
コツを覚えると、毎年とてもスムーズに詰めることができます。
おせちの詰め方
1.汁気のあるものを小さな器に入れて先に詰める
詰め方は基本の「市松」。箱を9区画に分けるイメージでまずは詰めます。
数の子、刺身系、紅白なます(小さな柚子カップに)入れたものを配置します。
単調にならないように、器に入っている3種を少しずらして(右上に1つ、中央に2つ)詰めます。
2.自立するものを詰める
器に入ったものの次に、形がはっきりとしていて自立するものを詰めます。これも単調にならないようにバラバラに詰めます。れんこんと生ハムのミルフィーユを左上、紅白かまぼこを左下に。のし鶏を右中央に。特に、のし鶏とかまぼこは横の線なので、近くにならないように離します。
3.たてかけて詰めるもの、隙間に入るものを詰める。
上部中央に、たたきごぼうをぴったりと縦に詰めます。のし鶏に、海老の香味焼きをたてかけるようにして詰めます。
4 形のはっきりしないものを詰める
伊達巻きを左中央に斜めにたてかけるようにして詰め、できた隙間に黒豆串を詰めます。
右下の隙間に、田作りを。
先に形のはっきりしたものを詰めて、できた隙間を埋めるように、形のはっきりしないものを最後に詰めてぴったりと詰めるがコツです。あれば南天などの葉物を添えて完成。
詰め方のコツを把握していただけましたでしょうか?
先に器に入れたものを配置し、自立した形のはっきりしたものを詰め、それを中心にして、たてかけたり隙間を埋めたりしていくと、とてもスムーズに詰めることができます。
ぴったりと詰めることが出来る、5寸の重箱に詰める1人分のレシピと分量を次にご紹介します。
手作りおせちレシピ 全11品
11品の手作りおせちレシピをご紹介しています。
1人分のおせち 全11品 分量
5寸に11品詰める際の、1人分の分量をご紹介しています
紅白かまぼこ
紅白合わせて3切れ 幅4.5cm 厚さ1.3cm
※高さが足りない時は底上げ1枚追加
紅白なます
小さな柚子カップに(40g)
れんこんとスモークサーモンのミルフィーユ
サーモン 2枚 20g
れんこん 3枚 3~5mm厚さ
クリームチーズ 1人10g
たたきごぼう
5個 長さ4cm
数の子のお浸し
数の子 2切れ10g
ほうれん草 15g
浸し汁 10g
※径5.5cmのガラス器に
黒豆串
黒豆3個 松葉1本
ほたてといくらのマリネ
ほたての貝柱 1個 いくら3g
えびの香味焼き
えび 大1尾
くるみ入りバター風味の田作り
くるみと田作り 20g
伊達巻き
伊達巻き 厚さ1.5cm 2切れ
のし鶏
白ごまと黒ごま 幅4.5cm 厚さ1.5cm 2切れ
※高さが足りない時は底上げ1枚追加
楽しみ方
我が家は、家族にひとりずつ、この11品のひとりおせちを作り続けてきました。慣れると手順がよくなり、すぐにできるのも嬉しいところです。
前日や当日の朝作り、出来たてを楽しんでいます。
お雑煮などと一緒に。お正月の食卓をお楽しみください。
皿盛りは気軽で楽しい
重箱がない場合や、3品や5品など、好きな縁起物を少しだけという時は、皿盛りがおすすめです。皿盛りはとても気軽で楽しいので、是非お試しください。
関連レシピ
出汁レシピ
使用している重箱について
白木のナチュラルな重箱
今回は白木の重箱( 5寸) を使用しています。お好みの重箱でお楽しみください。